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文档简介

鉄鉱石ーサンプリング及び試料調製方法日本工業標準調査会審議(日本規格協会発行)著作権法により無断での復裂,転載等は禁止されております。M8702:2019日本工業標準調査会標準第一部会金属·無機材料技術專門委員会構成表寿謙寿謙浩晴弘夫夫高彦俊史子伊吹山正(委員会長)(委员)国立研究開発法人物質·材料研究機構(委員会長)(委员)渉主務大臣:経济産業大臣制定:昭和60.3.1改正:平成31.3.20官報公示:平成31.3.20原案作成者:一般社団法人日本鉄鋼連盟(宁103-0025東京都中央区日本橋茅場町3-2-10鉄鋼会館TEL03-3669-4826)審議部会:日本工業標準調査会標準第一部会(部会長酒井信介)審議専門委員会:金属·無機材料技術専門委員会(委員会長長井寿)なお,日本工業規格は,工業標準化法第15条の規定によって,少なくとも5年を経過する日まてに日本工業標準調査会の審議に付され,速やかに,確認,改正又は廃止されます。M8702:2019 11適用範囲 12引用規格 13用語及び定義 34サンプリング及び試料調製の一般要件 34.1基本要求事項 34.2サンプリング計画の確立 44.3システムの検証 45サンプリング及び試料調製の基本事項 55.1偏りの低減 5 55.1.2試料粉化の低減 55.1.3インクリメントの採取 s5.1.4インクリメントの質量 65.2総合精度 75.3品位変動 g5.4サンプリング精度及び一次インクリメント個数 95.4.1質量基準サンプリング 95.4.2時間基準サンプリング 5.5試料調製精度及び総合精度 5.5.1一般 5.5.2大口試料の調製及び測定 5.5.3小口試料の調製及び測定 5.5.4各インクリメントの調製及び測定 6サンプリング方法 16.1質量基準サンプリング 6.1.1インクリメント質量 6.1.2品位变動 6.1.3一次インクリメント個数 6.1.4採取間隔 6.1.5インクリメントの採取方法 6.2時間基準サンプリンク 6.2.1インクリメント質量 6.2.3一次インクリメント個数 著作權法により無断での複裂,転載等は禁止されております。M8702:2019目次 6.2.5インクリメントの採取方法 6.3固定質量間隔又は固定時間間隔内での層別ランダムサンプリング 6.3.1一般事項 6.3.2固定質量間隔 6.3.3固定時間間隔 7鉱石流からの試料採取 7.2運転の安全 7.3サンプリング装置の堅ろう性 7.4サンプリングシステムの機能 7.5一次サンプラ 7.5.1設置場所 7.5.2一次サンプラの形式 7.5.3一次サンプラの一般的設計事項 7.5.4一次サンプラの力ッタの開口間隔 7.5.5一次サンプラの力ッ夕速度 7.6二次及びそれ以降のサンプラ 7.7才ンライン試料調製 7.7.1試料調製装置の配置 7.7.2粉砕機 7.7.3縮分機 7.7.4乾燥機 7.8精度及び偏りの確認 7.9清掃及び保守 7.10フローシートの例 8静止状態での試料採取 8.2貨車か5の試料採取 8.2.3一次インクリメント個数 8.2.4試料採取方法 8.3船倉,貯鉱場及び貯鉱槽からの試料採取 9停止べ儿トからの参照試料採取 10試料調製 10.1基本事項 10.1.2乾燥 著作椒法により無断での複製,転截等は禁止されております。M8702:2019目次 10.1.7試料の兼用及び重用 10.2小口試料又は大口試料の調製方法 10.2.2質量基準サンプリングの場合 10.2.3時間基準サンプリングの場合 10.2.4水分試験用試料についての特別な手順 10.3機械式縮分方法 10.3.1機械によるインクリメント縮分方法 10.3.2機械による他の縮分方法 10.4手動による縮分方法 10.4.2手動によるインクリメント縮分方法 10.4.3手動ストリップによる縮分方法 10.4.4手動二分器による縮分方法 10.5化学分析試験室試料の調製 10.5.1質量及び粒度 10.5.2最大粒度250μmへの調製 4110.5.3最終調製 41 10.5.5化学分析試験室試料の配布 10.6水分試験試料の調製 4210.7粒度試験試料の調製 10.8物理試験試料の調製 10.8.1試料調製方法の選定 4310.8.2各試験試料の調製 4410.8.3保管試料 11試料の包装及び表示 12ロットの特性の平均品位の決定 12.1化学成分 12.2粒度 12.4物理試験 12.6複数港で分割荷揚げする場合 附属書A(参考)機械式サンプリング設備の検査 著作椎法により無断での複製,転載等は禁止されております。著作権法により無断での複関,転載等は禁止されております。M8702:2019目次附属書B(規定)インクリメント個数の計算 附属書C(参考)参照試料採取の代替方法 附属書D(規定)機械式インクリメント縮分以外の機械式縮分方式による粒度用試料の縮分後最小質量の計算手順 附属書E(規定)二分器 附属書JA(規定)鉄鉱石の品位変動調査方法及び品位変動区分決定方法 附属書JB(参考)構成インクリメント数の異なる小口試料からインクリメント縮分によって大口試料を調製する方法 この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本●●M8702:2019●日本工業規格JISた日本工業規格である。全ての鉄鉱石を含む。ISO3082:2017,Ironores—Samplingandsamplepreparationprocedures(MOD)ことを示す。2引用規格注記対応国際規格:ISO11323,Ironoreanddirectreducediron—VocabularyJISM8705鉄鉱石ーロットの水分決定方法JISM8706鉄鉱石及び還元鉄一ふるい分けによる粒度分布の測定方法2M8702:2019注記対応国際規格:ISO4701,Ironoresanddirectreducediron-Determinationofsizedistributionbysieving注記対応国際規格:ISO3084,Ironores-ExperimentalmethodsforevaluationofqualityvariationJISM8708鉄鉱石ーサンプリング,試料調製及び測定の精度を確認する実験方法注記対応国際規格:ISO3085,Ironores-Experimentalmethodsforcheckingtheprecisionofsampling,samplepreparationaJISM8709鉄鉱石ーサンプリングの偏りを調査する実験方法注記対応国際規格:ISO3086,Ironores-ExperimentalmethodsforcheckingthebiasofsamplingJISM8712鉄鉱石一回転強度試験方法注記対応国際規格:ISO3271,Ironoresforblastfurnaceanddirectreductionfeedstocks-DeterminationofthetumbleandabrasionindicesJISM8713鉄鉱石一被還元性試験方法注記対応国際規格:ISO7215,Ironoresforblastfurnacefeedstocks-Determinationofthereducibilitybythefinaldegreeofreductionindex注記対応国際規格:ISO4698,Ironorepelletsforblastfurmacefeedstocks-Determinationofthefree-swellingindexJISM8718鉄鉱石ペレットー圧かい強度試験方法注記対応国際規格:ISO4700,Ironorepelletsforblastfurnaceanddirectreductionfeedstocks-DeterminationofthecrushingstrengthJISM8720鉄鉱石一低温還元粉化試験方法temperaturereduction-disintegrationindicesbystaticmethod—Part2:ReductionwithCOandN₂JISZ8801-1試験用ふるい一第1部:金属製網ふるい注記対応国際規格:ISO3310-1,Testsieves—Technicalrequirementsandtesting-Part1:TestsievesofmetalwireclothJISZ8801-2試験用ふるい一第2部:金属製板ふるい注記対応国際規格:ISO3310-2,Testsieves—Technicalrequirementsandtesting-Part2:TestsievesofperforatedmetalplateISO3852,Ironoresforblastfurnaceanddirectreductionfeedstocks-DeterminationofbulkdensityISO4695,Ironoresforblastfurnacefeedstocks-DeterminationofthereducibilitybytherateofreductionindexISO4696-1,Ironoresforblastfurnacefeedstocks—Determinationoflow-temperaturereduction-disintegrationindicesbystaticmethod—Part1:ReductionwithCO,CO₂,H₂andN₂ISO7992,Ironoresforblastfurnacefeedstocks—DeterminationofreductionunderloadISO8371,Ironoresforblastfurnacefeedstocks—DeterminationofthedecrepitationindexISO11256,Ironorepelletsforshaftdirect-reductionfeedstocks—DeterminationoftheclusteringindexISO11257,Ironoresforshaftdirect-reductionfeedstocks-Determinationofthelow-temperaturereduction-disintegrationindexanddegreeofmetallization3M8702:2019ISO11258,Ironoresforshaftdirect-reductionfeedstocks—Determinationofthereducibilityindex,finaldegreeofreductionanddegreeofmetallizationISO13930,Ironoresforblastfurnacefeedstocks-Determinationoflow-temperaturereduction-disintegrationindicesbydynamicm正しいサンプリング計画の基本要求事項は,分析のための試料が,ロットの全ての部分から等しい機会で選ばれることである。この基本要求事項が守られない場合には,真度及び精度がかなり低下する。不正確なサンプリング計画では,ロットの代表試料を信頼して得ることはできない。試料を得るために,鉱石流の全流幅を規則的な間隔で手際よく切り取ることができる。リングされないからである。クロスベルトサンプラの妥当性確認の試験では,落下流サンプリング及び停船,貯鉱場,コンテナ及び貯鉱槽からの静置ロットサンプリングは,サンプリング用具が底まで届かず,ングされないからである。唯一の効果的な方法は,鉱石を船,貯鉱場,コンテナ若しくは貯鉱槽に,又は例えば,トラック又は貨車などの静止した状態からのサンプリングは,サンプリングのために選んだ地サンプリングは,品質又は数量の周期的変動による偏りのおそれがない場合は,質量基準(6.1)又は時間基準(6.2)のいずれかによる系統的サンプリングによって行う。偏りを生じるおそれのある周期的変動サンプリング及び試料調製方法は,サンプリング計画,及び偏りを減少させ,許容総合精度を得るのに水分用試料は,できる限り速やかに処理し,測定試料を調製後,直ちに測定する。直ちに測定できないときは,水分の変化が生じないように不浸透性の気密容器に入れ,空間をできるだけ少なくして保管しなければならないが,あまり時間的猶予をおくことなく調製するのが望ましい。4個数(n)を決める。I)縮分,粉砕,混合及び乾燥を含めて試料調製方法を確立する。ければならない。検査は,また,積込み,荷揚げ又はリクレーミングの操作のときに,インクリメントをリング(6.3)を行わなければならない。5(7.5.5参照)。6(8.2参照)。算することができる[式(1)~式(3)参照]。計算した質量と実際のインクリメントの質量との比較は,サンプリングシステムの設計及び運転のチェックに有用である。有意な差がある場合は,その原因を特定し,問題点の是正処置をとらなければならない。次の式(1)による。及び7.5.5で規定するカッタの最大速度によって決まる。質量に等しく,次の式(2)による。採取される鉱石の横断面の流れ方向の長スピア形サンプラ又はオーガ形サンプラによる手動サンプリングのインクリメント質量[m₁(kg)]は,次の式(3)による。7L:貨車中の鉱石の深さ(m)偏りを避けながら探取することのできるインクリメントの最小質量は,スビア形サンプラ又はオーガ形サンプラの最小直径,すなわち,30mmによって決まる。この規格は,ロットの全鉄分,シリカ分,アルミナ分,りん分,水分及び粒度区分の値に対して,信頼率95%で表1の総合精度(Bpm)を達成できるように設計されている。必要があれば,より高い精度を採用してもよい。精度は,JISM8708による。表1-総合精度(Bpm)単位寶量分率(%)品質特性総合精度(Bpm)ロット質量340000超270000超340000以下210000超以下超210000以下超以下超以下45000超以下超45000以下超以下以下全鉄分シリカ分アルミナ分りん分)0.00570.00580.00590.00630.00650.00680.00720.00770.00840.0094水分最大粒度2OUmm一10mm区分(平均20%)最大粒度-31.5+6.3mm-6.3mm区分(平均10%)焼結用粉鉱+6.3mm区分(平均10%)ベレット用粉鉱(平均70%)ペレット-6.3mm区分(平均5%)注シリカ分,アルミナ分及びりん分の総合精度は,参考値である。注記表1以外の物理特性及び冶金特性は,鉱石の輸送工程及び還元工程での状態を示しており,こ総合精度(Bpm)は式(4)~式(6)に示すように,サンプリング,試料調製及び測定の標準偏差を合成したもので,サンプリング,試料調製及び測定の総合標準偏差(ospy)の2倍であり,質量分率(%)で表示著作権法により無断での復製,転載等は禁止されております。8BM=20s₀y=2√C₆²+or³+ow²(5)(4)は次の式(7)次サンプリング次サンプリング準準準偏準準準偏偏偏のの標のの標の差差差9M8702:2019a)当該鉱石又は類似の鉱石に対して,品位変動区分の情報がない場合は,区分を“大”とする。b)品位変動区分の情報がある場合は,最初の区分として,類似の鉱石の区分を適用する。化学成分,水分,粒度用試料などを別々に採取する場合には,特性値ごとの品位変動区分を適用する。表2以外の,物理特性及び冶金特性用の試料を別々に採取する場合には,区分“大”を適用する。試料を一つ以上の品位特性値を測定するために用いる場合は,それらの品位特性の中の最も大きな品位変動区分を適用する。品位変動区分の決定方法は.附属書JA.によ点。…表2一品位変動(ow)の大きさの分類单位質量分率(%)品質特性品位変動(ow)区分大中小全鉄分ow≥2.02.0>σy≥1.5シリカ分ow≥2.02.0>ow≥1.5ow<1.5アルミナ分ow≥0.60.6>σw≥0.4ow<0.4りん分ow≥0.0150.015>ow≥0.011ow<0.011水分ow≥2.02.0>ow≥1.5ow<1.5最大粒度200mmの鉱石-10mm区分(平均20%)10>σy≥7.5ow<7.5最大粒度50mmの鉱石-31.5+6.3mm整粒鉱石-6.3mm区分(平均10%)5>σw≥3.75ow<3.75焼結用粉鉱+6.3mm区分(平均10%)ペレット用粉鉱一45μm区分(平均70%)3>σw≥2.25ow<2.25-6.3mm区分(平均5%)5.4サンプリング精度及び一次インクリメント個数5.4.1質量基準サンプリング品位変動(ow)の値が既知の場合は,一次インクリメント個数(n)は,所要のサンプリング精度(B)を用いて,式(8)で求める。これは,一次インクリメント個数を決定する望ましい方法である。ただし,σyの値を表2の“大”,“中”又は“小”として区分する場合,表3に示すサンプリング精度(B)を満たすために必要なインクリメントの最小必要個数は,表3から求めることができる。理論的背景は,附属書Bによる。表3では,精度に対しサンプリング費用など経済性の観点からロットの大きさが小さくなるに従って,所要の精度を緩和し品位変動区分が“大”の鉱石で,小ロットにおいて式(8)で規定するインクリメント個数を確保できない場合は,受渡当事者間の協定によ?て,採取可能な最大のインクリメント個数を探取する。ただし,小ロQ表3ーサンプリング精度(B)を満足させるのに必要なインクリメントの最小必要個数[n₁”]の例Qロットの質量サンプリング精度(B)質量分率(%)一次インクリメント個数超以下全鉄分,シリカ分又は水分分りん分最大粒度200mm又は50mmの鉱石の一10mm区分-30+6.3mm整粒鉱石の-6.3用粉鉱の+6.3ペレット用粉鉱の-45μm区分,べ分品位変動区分大中小0.00370.00390.00410.00420.00440.00450.00490.00520.00570.0062注りサンプリング精度を変えるために,n₁の値を変えてもよい。例えば,mを2倍にすると尽は1/√2=0.71倍よくなり,n₁を半分にすると及は√Z=1.4倍悪くなる。に準じる。5.5試料調製精度及び総合精度試料調製精度は,調製方法の選択に左右される。しかし,試料調製をまずインクリメントごと又は小ロ試料ごとにある適切な段階まで行い,その後に大口試料にまとめると精度は向上する。粒度測定及びそれ以外の物理試験の試料の調製·測定精度(w)は,鉱石の種類ごとにそれぞれ表5及び表6に規定する数値以内とする。βwの測定は,JISM8708の方法1及び方法2による。縮分及び測定を大口試料ごと,小口試料ごと又はインクリメントごとに行う場合,総合標準偏差(ospm)ここに,σp:大口試料から試験試料を調製する調製標準偏差同じ数のインクリメント個数からなる小口試料n₃個を調製し,小口試料ごとにn回測定した場合,総合著作椒法により無断での複烈,転載等は禁止きれております。M8702:2019………………(10)ここに,φ:小口試料から試験試料を調製する調製標準偏差さらk,上記n,個の小口賦料を別々た罰製し,適切な段階(例えば,10mm以下)でまとめて大口賦料を作り,この大口試料についてn₂回測定した場合,総合標準偏差は式(11)による。ここに,op:大口試料に集める前の各小口試料の調製標準偏差oz:大口試料から試験試料を調製する調製標準偏差5.5.4各インクリメントの調製及び測定インクリメントごとにn回測定した場合,総合標準偏差は式(12)による。ここに,op:インクリメントから試験試料を調製する調製標準偏差さらに,全てのインクリメントを別々に調製し,適切な段階(例えば,10mm以下)でインクリ×ントをまとめて大口賦料を作り,この大口試料についてn₂回測定した場合,総合標準偏差は式(13)による。oz:大口試料から試験試料を調製する調製標準偏差注記各試料調製段階は,それぞれ独自の変動があるので,全変動は各段階の変動より大きくなる。これらの試料調製段階でより多量の試料を探ることが望ましく,これに伴うコストの增加は,通常,あまり大きくならない。このことは,試料調製計画を最も効果的にしようとするときに考慮する必要がある。6サンプリング方法6.1質量基準サンプリング6.1.1インクリメント質量インクリメントは,“ほほ一定の質量”で探取しなければならない。すなわち,インクリメントの質量は,变動條数(CNで20%未満でなければならない。変動條数は,インクリメントの質量の平均値(而)に対する標準偏差(oms)の比と定義され,式(14)によって百分率で表す。…………………注記変動係数仁付,相対標準偏差(RSD)を使用する二加ある。例えは,インクリメントの平均質量が100kgであるときは,インクリメントの95%が60kg~140kgの間で変化し,平均が100kgでなければならない。したがって,試料の探取方法又は探取した試料を計量し,縮分する方法のいずれかによって,インクッメントの質量がほぼ一定になるような対策を講じなければならない。M8702:2019一定質量のインクリメントを得るために,次の手段の一つ以上をとらなければならない。a)ベルト上の鉱石流量に比例してインクリメントことにカッ夕速度を変更することが可能な,可変速力b)鲇石流量の変動を低減するための,サンプリング場所に至るまでのコンベヤベルト上の鉱石流量の制e)一定でない質量のインクリメントを捨て,直ちに一次サンプラを再起動させる装置の設置。インクリメントの質量のばらつきか変動係数で20%以上の場合には,インクリメントごとに縮分して (縮分基準に基づく),品質特性を測定しなければならない。代わりに,各インクリメントを縮分の適切な段階でほぼ一定質量に縮分し,これらを集めて小口試料又は大口試料にまとめてもよい(参照)。品位変動は,JISM8707に従って実験によって求めるのがよい。一次インクリメント個数は,5.4.1による。インクリメントの採取質量間隔[Am(t)]は,式(15)による。ここに,m:ロットの質量(t)すなわち,インクリメントの採取質量間隔(△m)は,少なくとも5.4.1の一次インクリメントの最小必要個数を確保するため,式(15)の右辺による計算値以下でなければならない。各インクリメントは,鉱石の全流幅を採取するために,サンプラによって1度に1動作,又は1サイクルで探取する。鉱石粒子の粉化をできるだけ少なくして,粒度分布の偏りを最小にするために,インクリメントの自由落下距離をできる限り小さくしなければならない。注記11サイクルには,鉱石の流れを切る往復採取を含む。注記2停止ベルトサンプリングで,鉱石の流れの全流幅を採取することもできる。最初のインクリメントの採取時期は,荷役開始後の最初の採取質量間隔内で,ランダムに決めた質量をそれ以降は,ロットの荷役が終わるまで,6.1.4で決めた一定質量間隔でインクリメントを探取する。試料の質量が,試験(粒度試験,物理試験など)に必要な質量より少ないときは,採取するインクリメント個数及びノ又は質量を増やさなければならない。カッタは次の2種類とし,いずれも一次サンプラとして用いてもよい。a)ロットの荷役期間中,採取速度が一定の定速カッ夕。b)試料探取時のカッ夕速度は一定であるが,コンベヤベルト上の鉱石流量に従ってインクリメントごとに,その速度を調節可能な可変速カッ夕。サンプリングは,荷役設備にできるだけ近い場所,できれば計量地点の直前又は直後で行う。M8702:20196.2時間基準サンプリング6.2.1インクリメント質量インクリメントの質量は,試料探取時の鉱石流量に比例しなければならない。試験試料を各インクリメント又は小口試料から調製するときは,ロットの品質特性の加重平均を求めるために各インクリメント又は小口試料の質量を量っておくか,又は試料が代表する然石の質量を,加重平均を得るために用いてもよい。鲇石流量の変動が,変動係数で20%未満の場合は,JISM8707を用いて品位変動の近似値を求める。一次インクリメント個数は,5.4.2による。インクリメントの採取時間間隔[△t(min)]は,式(16)による。…………………m:ロットの質量(t)qmax:コンベヤベルト上の鉱石の最大流量(t/h)すなわち,インクリメントの探取時間間隔(A)は,5.4.2の一次インクリメントの最小必要個数を確保するため,式(16)の右辺による計算値以下でなければならない。6.2.5インクリメントの採取方法各インクリメントは,鉱石の全流幅を採取するために,サンプラによって1度に1動作,又は1サイクルで採取する。鉱石粒子の粉化をできるだけ少なくして,粒度分布の偏りを最小にするために,インクリメントの自由落下距離をできる限り小さくしなければならない。注記11サイクルには,鉱石の流れを切る往復採取を含む。注記2停止ベルトサンプリングで,鉱石の流れの全流幅を探取することもできる。最初のインクリメントの探取時期は,荷役開始後の最初の採取時間間隔内でランダムに決める。それ以降は,ロットの荷役が終わるまで,6.2.4の一定時間間隔でインクリメントを探取する。試料の質量が,試験(粒度試験,物理試験など)に必要な質量より少ないときは,採取時間間隔を短くロットの荷役期間中,採取速度が一定のカッタを一次サンプラとして用いる。サンプリングは,荷役設備にできるだけ近い場所,できれば計量地点の直前又は直後で行う。6.3固定質量間隔又は固定時間間隔内での層別ランダムサンプリングサンプリングは,質量基準(6.1)又は時間基準(6.2)による系統サンプリングによって行う。しかし,計画された採取間隔の倍数とほほ等しい周期で質的又は量的に周期的変動が生じるときには,固定質量間隔又は固定時間間隔内での層別ランダムサンプリングを行うのがよい。層別ランダムサンプリングの性質上,連続したインクリメントを空間的に又は時間的に接近して採取することがあるので,サンプリングシステムは,二つのインクリメントを連続してすばやく取り扱うように設計しなければならない。M8702:20196.3.2固定質量間隔カッ夕を用いる。隔及び層別ランダムサンプリングを規定した簡条5及び簡条6の要求事項に従って運転する。って水分の補正をしなければならない。7.2運転の安全7.3サンプリング装置の堅ろう性M8702:2019のサンプリング方法を適用できるようにしておくのが望ましい。例えば,手動による試料調製ができるように,一次サンプラで採取したインクリメントを,あらかじめ準備した装置(短いコンベヤ,コンクリートパッド又は受入れトラック)でパイパスさせてもよい。機械式サンプリングシステムは,故障が発生したとき,装置の修理ができるように,その主要部分を別々7.4サンプリングシステムの機能試料採取及び調製システムの設計に当たっては,次の事項を考慮しなa)鉱石の種類,品質特性並びに試料採取及び試料調製の所要精度。インクリメントの質量及び個数は,規定精度及び試験の必要質量を満足させるために,それぞれ5.1.4及び5.4による。粒度用試料は,粉砕前に採取する。簡条4の一般手順を満たす場合は,インクリメントを重用してもよい。粒度試験に供した試料を他の特性の試験に用いる場合は,各粒度区分の試装置は,日常作業と饼行して確認実験を行うことができるように設計しなければならない。試料採取装JISM8708によってサンプリングの精度をチェックするには,一次サンプラは,ロットから少なくともている場合,サンプリングの精度は,通常のサンプリング作業の一部としてJISM8708に従って,日常的一次サンプラは,ロットの全量から試料を採取できる場所に設置する。サンプラは,計量器の直前又は直後で,荷役設備に最も近い簡所に設置するのがよい。サンプラには,形式及び作動の方法が異なる幾つかの種類がある。最も広く採用されているのは,コンベヤベルトの落口に設置され,鉱石の全流幅を一定の速度で横切りながらインクリメントを採取するようインクリメントは,機械式サンプルカッタを用いて落口から採取するのが望ましいが,鉱石の流量が非a)カッタシュート形l₁:一次サンプラの開口部の幅b.1)b.2)b)カッタパケット形p◎—→:鉱石の主流図1一機械式カッタ形サンプラの例M8702:2019図2一手動式サンプルカッタの例一次サンプラは,偏りが生じないように,次の設計基準を満たさなければならない。な大きさでなければならない。を切ることができなければならない。断することができなければならない。例えば,直線走行カッタは並行緑を,また,扇形カッタは,扇形緑をもたなければならない。一次サンプラのカッタの開口部の幅(図1及び図2の1)は,最大粒度の3倍以上又は30mmのいずれか大きい方とする。ただし,ある種の鉱石(例えば,粘着鉱石)の場合は,開口部の幅が最大粒度の3倍以上あっても詰まりを起こし,偏りを生じるおそれがある。このような場合には,偏りが生じないように,カッ夕の開口部の幅を広げなければならない。M8702:20196.1.5及び6.2.5に規定する一次サンプラのカッタは,インクリメントを探取している間は±5%を超えない一定の速度で走行するように設計しなければならない。ンプリングシステムを設計する上で最も重要なパラメータの一つである。速速度は,次の害がある。をカッタの外へそらせることによる試料の偏り。りによる試料の偏り,及び過剩の空気の乱れによるダストの偏り。c)衝撃荷重の問題及び鉱石流をカットする間の,一定速度の維持の困難性。P.Gy¹が行った落下流カッタの実験は,粒度分布が非常に狭く,ベルト上に少量載っている非均質鉱石流のサンプリングの場合,カッ夕速度が0.6m/sを超えるか,又はカッタ開口部幅が然石の最大粒度の3倍未満の場合に有意な偏りを生じたことを示している。この事実に基づいて,カッ夕幅(4)が鉱石の最大粒度の3倍に等しいカッタは,有意な偏りが生じないように,カッタ速度は0.6m/sを超えてはならない。,式(17)に従って最大カッタ速度增加させることができるが,最大値は1.5m/sとする。規定する最大カッタ速度を超える場合は,JISM8709に従って実験を行い,有意な偏りがないことを確めて適用してよい。注りP.Gy,Samplingofparticulatematerials—Theoryandpractice.Amsterdam:Elsevier,1982.7.6二次及びそれ以降のサンプラ二次及びそれ以降のサンプラの設計·運転に対する要求事項は,一次サンプラに対する7.5.2~7.5.5の規定と同じとする。サンプルカッタの開口部の幅は,最大粒度の3倍以上又は10mmのいずれか大きい方とする。7.7オンライン試料調製7.7.1試料調製装置の配置試料調製装置は,簡条10によってインクリメント,小口試料又は大口試料を調製できるように設計する。一次インクリメントの処理装置は,一次試料採取場所から粒度試験装置又は粒度若しくはその他の物理特性用試料の調製装置に至るまで,試料の粉化が起きないように十分注意して設計する。乗継ぎ簡所の数及びその落差は,できるだけ小さくする。試料採取及び試料調製装置は,一体化するか,又は別々にしてもよい。一体化した場合は,試料調製装トの採取時間間隔より短い時間内でインクリメントを処理できなければならない。試料調製装置は,試料を所定の粒度に粉砕することができ,更に偏りなく試料を所要の質量に縮分でき粉砕及び縮分の装置は,試料が激しい空気流にさらされないように遮断する。また,微粉及び水分の損失を防ぐため,装置内を循環する空気をできるだけ少なくする。試料調製装置に,最大粒度160μm又は100μmへの粉砕装置を組み込めない場合は,この段階の粉砕操作を別に分けて行ってもよい。M8702:2019iX力二力儿千力一或)7儿よってフィーダの作動と連動させるのがよい。乱数発生器の作る乱数の時間範囲を,採取時間間隔と等し定量縮分に用いる乱数発生器には,特別な設計上の注意が必要である。それは,縮分するインクリメンい数を探らなければならない。o縮分試料図3一縮分機の例20M8702:2019駆動装置(内部)縮分試料縮分試料廃棄縮分試料図3一縮分機の例(続き)サンプリング装置は,検査,十分な清掃,修理又は確認実験が容易にできるように,全ての簡所に容易場合の参考として,フローシートの例を図4に示す。図4のフローシートは,次の条件に基づいた例であM8702:2019口学上メインコンベヤベルト定速一次サンブラ切替ダンパ物理試験用物理試験用破砕機縮分機(定量縮分)水分用小口試料廃棄縮分機水分試験試料化学分析用小口試料乾燥機破砕機縮分機廃葉粉砕機縮分機廃棄化学分析用大口試料粉砕機縮分機廃棄乾燥機(必要に応じ)分配器化学分析試験室試料図4一試料の採取及び試料の調製のフローシートの一例8.1一般偏りを避けるためには,ə石の全ての部分が等しい機会で選ばれ,分析最終試料の一部となるようにインクリメントをロットから抽出することが重要である。したがって,ロット全体から等しく試料採取することの可能な,鉱石流からの試料採取が,ロットの品質特性値を決めるための代表試料を得る方法として適している。静止ロットの試料採取は,鉱石の底まで完全なインクリメントを抽出することができる場合しかし,サンプリングショペルでは不可能であり,使用は推樊されない。最大粒度が1mm未満の鉱石の貨車からの静置法による試料採取は,試料採取地点で粉鉱の底まで試料採取器が貫通し,粉鉱の全断面が抽出できる場合に限って,スピア形サンプラ又はオーガ形サンプラを用いて行うことができる。さらに,信頼できる方法は,貨車から又は貨車へ鉱石を移動するときのコンベヤベルトから試料を採取する方法である。貨車からの粗粒鉱石のサンプリングには,スピア形サンプラ又はインクリメントを抽出するスピア形サンプラ(図5参照)又はオーガ形サンプラの最小内径は,30mm式(18)から得られるnwの値は,整数値に切り上。著作権法により焦断での複製,転载等は禁止されております。M8702:2019ことができないため,行ってはならない。ロットの全ての部分が試料採取の等しい機会をもたないためである。船倉,貯鉱場又は貯鉱槽の表面又は側面からだけの試料採取は,特にロットが数簡所の切羽の鉱石ら搬送する間にコンベヤから,簡条7によって試料を採取することである。方法である。しかし,水分測定用試料の場合は,コンベヤから参照試料を採取するときに水分の損失がなプリング粋(図6参照)を停止ベルトの上に鉱石の全流幅を横切って置き,ə石の中に揮入する。e)サンプリング粋の中の鉱石は,水分の損失を最小にするため可能な限り短時間で,ベルトの上の全鉱石粒子を適切な容器に1インクリメントごとに掃き入れる。Dインクリメントごとに対の比較が必要な場合は,インクリメントを分けて保管する。h)インクリメント,小口試料又は大口試料は,簡条11によるラベルを貼付した容器に入れて保管する。M8702:201910.1基本事項試料調製の工程中に生じる有意な誤差を除くため,定期的に精度及び偏りの確認実験を行う。試験試料段階での試料調製は,各インクリメント,インクリメントを集めた小口試料又は小口試料若し大口試料は,全てのインクリメント又は小口試料を,採取したまま又は縮分の適切な段階まで個々に調小口試料は,二つ以上のインクリメントを採取したまま,又は縮分の適切な段階まで個々に調製した後図7に示す。27M8702:2019インクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメントインクリメント図7ー小口試料及び大口試料の調製の例ように105℃以下で乾燥する(水分用試料については10.6を参照)。10.1.3破砕及び粉砕差を小さくすることができる。混合は,複数の採取元からの試料を混合する場合に,特に重要である。たうにするのが望ましい。M8702:2019水分用試料の混合は,水分の損失を招き,偏りの原因となるので,水分用試料は縮分の前に混合しては適切な混合方法の例として次のものがある。a)Vミキサのような機械式ミキサ。b)リッフル,又はできればロータリ縮分機に続けて3回試料を通し,各パス後に各部分を再度まとめる方法。ただし,ダストロスは,最小にしなければならない。注記円すいパイルの形成及び再形成のような手動混合方法は,逆効果を生じやすく,粒度などの縮分は,必要に応じて,適切な粒度まで粉砕した試料について,その質量を減らすために行う。規定の試料調製精度を得るため,次の事項を考慮する。b)測定する特性ごとに規定した縮分後の試料の最小質量(10.1.6参照)。縮分は,次の方法のうちのいずれか一つの方法によるか,又は複数の方法を饼用して行う。b)その他の機械による分方法(例えば,メカニカルチャージリッフル)(10.3.2参照)c)手動による縮分方法(10.4参照)幾つかのインクリメント又は小口試料を別々に調製し,これらを集めて小口試料又は大口試料にするとき,インクリメント又は小口試料の縮分は,定量縮分又は比例縮分のいずれかによる。その場合の条件は,容認できる機械式縮分機の形式は,次による(10.3.2参照)。カッタシュート,スロットペルト,チェーンバケット,ロータリコンテナ,ロータリプレート,ロータリカッタシュート,スさイダ及びメカニカルチャージリッフル以後の分析のために大口試料を縮分する場合,縮分後の最小質量[ms(kg)]は,P.Gyの式.[7.5.5.の注!!ここに,0.00032:msを求めるための単位の換算係数d:試料の最大粒度(mm)σo:鉄分の試料縮分の標準偏差で,その縮分段階での試料調製の標準偏差(σp)の主要成分大口試料は,試料の最大粒度に対して破砕して粒度を小さくしない限りは,式(19)で求めた質量から更に縮分してはならない。最小縮分質量は,化学分析試験室試料の調製の要求を満たす500gとする(10.529M8702:2019最大粒度mm縮分後大口試料の最小質量OD=0.1%FeOD=0.05%Fe0.5000.250粒度用試料の縮分においては,偏りが生じやすく,縮分のとき十分に注意しなければならない。最大粒。表5一機械による,インクリメント縮分以外の縮分方法(10.3.2参照)における粒度用の縮分後大口試料の最小質量の例鉱石の種類最大粒度200mmの鉱石最大粒度-31.5+6.3mm整粒鉱焼結用粉鉱ペレット用粉鉱ペレット規定粒度区分-10mm—10mm—6.3mm+6.3mm-45μm-6.3mm粒度区分の平均含有率質量分率(%)5ロットの大きさt縮分後大口試料の最小質量m₃(kg),及び縮分測定精度βm[質量分率(%)]超以下mʒBmm3m₃m₃m₃mmʒBm340000一2700003400002100002700002100004500045000一粒度区分の実際の含有率が表5の規定と著しく異なる場合は,表5に規定する最小質量(m₃)を,二項式に基づく式(20)によって計算し,m₃又はm₄の大きい方の値を用いる。m₃:P₀:縮分後大口試料の修正した最小質量(kg)表5に規定する縮分後大口試料の最小質量(kg)表5に示す規定粒度区分の平均含有率より著しく異なる値[質量分率(%)]表5に示す規定粒度区分の平均含有率[質量分率(%)]の場合,縮分後の大口試料の最小質量は,次のように修正する。.3インクリメントごと又は小口試料ごとに縮分を行う場合インクリメント又は小口試料を縮分する場合は,累積質量が,式(20)又は表5で求めた縮分試料の最小質量より小さくならないように縮分する。インクリメント又は小口試料の粒度試験の総合精度は,正しく調製された大口試料の粒度試験の総合精度より劣る。これは,小口試料を構成するインクリメント個数が大口試料のインクリメント個数より少なく,小口試料の質量が縮分された大口試料の最小質量より少ないことによる。粒度区分の質量分率が表5の平均含有率の値と異なる場合は,表の最小質量を式(20)によって修正する。(M8702:2019インクリメント質量の変動係数が20%未満の場合,採取したままのインクリメント又は適切な段階までンクリメントごとに品質測定を行う試験試料を調製してもよい。によって調製した小口試料は,まとめて大口試料にしてもよい。a)小口試料が同数のインクリメントからなっている場合は,定量又は比例縮分を適用する。単位質量分率(%)物理特性規格番号精度βpMペレット焼結鉱塊ə石摩耗強度指数Al(%)回転強度指数TI(%)JISM8712かさ密度(ISO3852の方法1)Pap(kg/m³)還元速度指数R,[(%)/min]低温還元粉化指数RDI-1-3.15(%)ISO4696-1低温還元粉化指数RDI-2-28(%)JISM8720膨れ指数。)Vrs(%)JISM8715一圧潰強度Cs(daN)JISM8718一一到達JIS還元率JISM8713荷重還元指数△p80(kPa)一熱割れ指数DI₆.3(%)一一クラスタリング指数CI(%)一一低温還元粉化指数RD/pR(%)一還元率Roo[(%)/min]一低温還元粉化指数LTD+63(%)LTD-os(%)一“—”は,試料の適用がないことを示す。この表にない物理特性の精度は,規定しな!!。注膨れ指数VFs(%)け体積分率を示す。い。しかし,小口試料を縮分し,縮分した小口試料をまとめて大口試料にする場合,各小口試料の縮分はM8702:2019降雨)及び時間(蒸発)の影響を最小化する対策を講じ,特別な試料容器などによって保管してもよい。この手順によって,総合精度(サンプリング,試料調製及び水分測定を含む。)は向上し,偏りが最小とな表7一水分試験用小口試料調製のための,ロットに応じた部分の最小数及び小口試料当たりのロットの質量tロットに応じた部分の最小数小口試料当たり測定試料の数最小測定数超以下340000一127000034000012100002700001210000818428428一248ロットの荷役に長時間を要する場合,8時間を超えない単位でロットを部分に分け,各部分を代表するようにインクリメントを水分試験用小口試料にまとめ,小口試料ごとに水分を測定する。このような部分への分割は,激しい降雨,高温などの天候及び荷役のときの条件又は状況に応じて行う。全口ットについて1水分試験用大口試料を調製してもよい。もう一つの方法として,大形のロットについて水分を測定する場合,ロットを表7に示す数の部分に分料の処理時間を短縮し,試料から水分の蒸発を最小限にとどめるためである。~の条件を満たす場合は,カッ夕形縮分機を用いた機械式インクリメント縮分方法によって粒度用試料,水分用試料,化学分析用試料及び物理試験用試料を縮分してよい。インクリメント(カット)の質量カットの質量は均一でなければならない。このため,縮分する試料の流量は均一で,カッタの開口幅及びカッタの速度は一定でなければならない。注記1均一なカットを採取する他の方式としては,試料の切出し量の変化とカッタの速度の変化とを組み合わせる方式がある。カッタの開口幅は,縮分する試料の最大粒度の3倍又は10mmのいずれか大きい方以上でなければなら………………………(21)a)大口試料の縮分20以上。スコップの寸法及びインクリメントの質量最大粒度mm広げた試料のmm番号インクリメントスコップの寸法mmインクリメントの質量超以下abcd40D22.431.5D22.422.4D6.3D0.1612.8D0.1010.0380.5D0.006一50.1D680.0015試料インクリメント個数大口試料小口試料インクリメント4M8702:2019に選択する。平に動かし,作業板上の試料を完全に採取する。一インクリメントの質量及び╱又はインクリメント個数を増す。d)c)に示した当て板を用いたインクリ10.4.3手動ストリップによる縮分方法M8702:2019口部の幅は,図10に示すように,縮分する鉱石の最大粒度の少なくとも3倍又は10mmの,いずれか大きい方とする。手動ストリップによる縮分は,ペレット又は整粒鉱のように,転がりやすい及びノ又は粒度が容易に偏析する試料には適用しないほうがよい。ペレットが十分に細かく破砕された場合は,この方法も十分に適用できる。インクリメントの質量各インクリメントの質量は,表10の基準を且安とする。インクリメント個数手動によるストリップ縮分方法で採取するインクリメント個数は,表9による。表10—手動ストリップ縮分の最大粒度,ストリップの高さ,ストリップの幅,手動カッタの幅及びインクリメントの質量最大粒度mmストリップのmmストリップの幅mm手動カッタの最小幅mmインクリメントの最小質量超以下46094.567.20.1610.02510.0250.025一250.0025注記ストリップの幅及びインクリメントの最小質量は,試料の安息角約36°及びかさ密度2600kg/m³との仮定に基づく。縮分試料の質量縮分試料の最小質量は,10.1.6,10.5及び10.6による。手動によるストリップ縮分は,次の手順による。a)縮分する試料を,吸湿性のない平滑な作業板上に,ストリッブ状に広げる。このとき,試料を,ストリップの長さ方向に可能な限り均一に分布させ,ストリップの両端及び両側からランダムに作業する。ストリップの高さ及び幅は,表10による。ストリップの長さl4は,式(22)のように,縮分する試料の質量によって決まる。m:Po:縮分する試料の質量(kg)試料のかさ密度(kg/m³)ストリップの幅(mm)ストリップの高さ(mm)エンドプレートは,長手方向での粒度偏析を防ぐために使う。M8702:2019も3倍又は10mmのいずれか大きい方とする。2:手動カッ夕3:エンドプレート手動二分器による縮分は,最大粒度が40mm以下の鉱石について,~に従って行う。べM8702:2019最大粒度mm二分器の種類二分器の溝の幅mm超以下90号90±160号60±150号50±130号30±1520号20±1510号10±0.5一6号6±0.5縮分する試料を混合した後,給鉱器に入れ,二分器本体上で給鉱器を左右に軽く振りながら試料を均一に二分器の中央に落下させ,試料を2分割する(この場合,給鉱器の給鉱口を二分器の溝に対し直角にする。)。偏りを防ぐため,そのいずれか一方をランダムに選び,縮分試料とするのが望ましい。注記手動での二分器による縮分は,通常,水分用試料の縮分には適さない。ただし,縮分前に混合がなく,縮分の段数が最小である場合には,適する。なお,化合水を質量分率2.5%以上及び╱又は酸化性成分を含む鉱石は,過度の粉砕が分析結果に影響化学分析試験室試料の調製は,図12に示す三つのケースに分類する。配慮には,次のことを含む。a)粉砕のとき少量ずつ給鉱し,粉砕時問を短縮する。参照目的のためには,めのう製乳及び乳棒,又は他の適切な手動による粉砕を行うとよい。40M8702:2019OO最初の粒度試験試料(次に物理試験用試料とし試料(次に物理試験用試料として最後の粒度試験試料(次に物理試験用試料とし2番目の水分試験試料試験試料試験試料化学分析用試料化大口試料最大粒度250μmに粉砕最大粒度100mL粉碎(図12のケース1)化学分析試験室試料各50g以上図11一化学分析用試料,水分用試料,粒度用試料及び物理試験用試料の調製の例(粒度测定後の試料を物理試験用試料とする場合)M8702:2019500g以上****以上以上以上以上以上以上以上以上以上以上以上以上に粉砕*以上以上500g以上500g以上に粉砕に粉砕BABBB:買主用試料図12一化学分析試験室試料の調製10.3又は10.4に規定した方法で縮分を繰り返し,各インクリメント,各小口試料又は大口試料を最大粒化を防ぐことが望まれる場合は,ヘキサンのような分散剤を用いて,湿式粉砕を行ってもよい。室試料は適切な容器に入れ,しっかり封印し,簡条11の規定に従って所定事項を記入する。10.6水分試験試料の調製調製する。試料が粘着性で又は過度の水分で破砕又は縮分ができないときは,JISM8705の予備乾燥をし手順の例を,図11に示す。M8702:2019偏りが出ないかどうかを確認するのが望ましい。水分測定試料の個数は,表12によることが望ましい。表12一水分用の測定試料の個数試験試料の調製ロット当たりの小口試料数測定試料の個数?大口試料一4小口試料ごと242以上8以上1以上インクリメントごと1以上注)测定試料の個数は,該当支る試料調製单位の数を示す。b)追加測定の可熊性を考慮し.4.個の試料を閲製し..2.個を保管する?が望ましい。10.7粒度試験試料の調製10.8物理試験試料の調製M8702:2019.2焼結鉱及び塊鉱石照]。M8702:2019小口試料粒度用試料物理試験用試料水分用試料化学分析用試料小口試料粒度試験水分用試料化学分析用試料粒度試験物理試験用試料小口試料小口試料縮分水分用試料水分測定物理試験用試料ただし,熱割れ試験には使用しな粒度用試料粒度試験物理試験用試料化学分析用試料M8702:2019箱分回転強度試験及試料A1試験用試料A21200kg保管試料試料A回転強度試験及び落下強度試験その他の物理試験用試料A2約600kg図14一物理試験用試料の調製M8702:2019+40mm乾燥(105℃±5℃)ふるい分け回転強度試験試料最小質量60kg+40mm乾燥(105℃±5℃)ふるい分け回転強度試験試料最小質量60kg(+50mm乾燥(105℃±5℃)ふるい分け落下強度試験試料最小質量80kgし,目開き16mm,12.5mm及び10mmのふるいでふるい分け,+16mm及びー10mmの粒度区分は捨ての場合にだけ必要となる。イナミック方法)には一12.5+10mmの試料,又は必要なら一16+12.5mmの試料を用いる(図16参照)。各試験の試料の要求事項を,表13に示す。物理試験規格番号適用鉱石の種類試験試料及び測定試料の粒度試験試料の最小質量测定試料の数測定試料の概略質量被還元性試験(邋元速度方法)高炉焼結鉱·塊鉱石一12.5+10mm試験:4分析:1低温還元粉化試験 (CO,CO₂及H₂反応方法)(RDI-1)ISO4696-1高炉鉱石—12.5+10mm試験:4低温還元粉化試験(CO反応方法)JISM8720高炉ペレット一12.5+10mm試験:4鉱石一20+16mm膨れ試験JISM8715高炉ペレット一12.5+10mm試験:418個圧潰強度試験JISM8718還元鉄ペレット-12.5+10mm60個以上被還元性試験(還元率方法)JISM8713高炉ペレット一12.5+10mm試験:4分析:1鉱石-22.4+19mm)荷重還元試験高炉塊鉱石-12.5+10mm試験:4分析:1熱割れ試験還元鉄塊鉱石一25+20mm試験:10クラスタリング試験還元鉄ペレット-16+12.5mmと一12.5+10mmとを半量ずっ試験:4分析:1M8702:2019試験試料及び測定試料の粒度及び質量(続き)物理試験規格番号適用還元鉄鉱石の種類試験試料及び測定試料の粒度試験試料の最小質量測定試料の数测定試料の概略質量化率試験還元鉄-12.5+10mmとを半量ずっ試験:4塊鉱石-16+10mmとを半量ずつ験還元鉄-12.5+10mmとを半量ずつ2.5kg試験:4分析:1塊鉱石-20+16mmと半量ずっ低温還元粉化試験(ダイナミック方高

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