戦国大名武将日文百科【徳川家康】.doc

三省堂 大辞林- 【徳川家康】(1542-1616) 江戸幕府初代将軍（1603-1605）。三河岡崎城主松平広忠長男。幼名竹千代、元信、元康、家康改。今川義元、織田信長結東海勢力拡大、信長甲斐武田氏滅。豊臣秀吉天下統一後協力、関八州与、1590年江戸入府。関原戦勝経1603年征夷大将軍、江戸開幕。将軍職譲後大御所実権握、大坂冬夏陣豊臣氏滅、統一完成。辞書索引徳川家康出典: 百科事典（Wikipedia） (2010/07/06 15:54 UTC 版)凡例徳川家康徳川家康像（大阪城天守閣蔵）時代戦国時代 - 江戸時代前期生誕天文11年12月26日（1543年1月31日）死没元和2年4月17日（1616年5月22日）享年75（満73歳没）改名竹千代（幼名）松平元信元康家康徳川家康別名通称：次郎三郎尊称：大御所（将軍引退後）、神君（死後）神号東照大権現戒名東照大権現安国院殿徳蓮社崇譽道和大居士安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士墓所日光東照宮、大樹寺、高野山官位蔵人佐（無位）、従五位下、三河守、左京大夫、従五位上、侍従、正五位下、従四位下、右近衛権少将、従四位上、正四位下、左近衛権中将、従三位、参議、権中納言、正三位、従二位、権大納言、左近衛大将、左馬寮御監、正二位、内大臣、従一位、右大臣、征夷大将軍、太政大臣、贈正一位幕府江戸幕府 初代征夷大将軍（1603年（慶長8年） - 1605年（慶長10年）主君今川義元氏真織田信長豊臣秀吉秀頼氏族松平氏徳川氏父母父：松平広忠、母：於大方兄弟徳川家康、松平家元、内藤信成、松平忠政、樵臆恵最、市場姫、松平康元、松平康俊、松平定勝妻正室：築山殿継室：朝日姫側室：養珠院、西郷局、茶阿局、英勝院、雲光院、相応院、子松平信康、亀姫、結城秀康、督姫、徳川秀忠、松平忠吉、振姫、武田信吉、松平忠輝、徳川義直、徳川頼宣、徳川頼房、表話編歴徳川家家紋徳川 家康（ ）、日本戦国武将、江戸幕府初代征夷大将軍。徳川氏祖。本姓、先藤原氏、次源氏名乗1。家系、三河国国人土豪松平氏。永禄9年12月29日（1567年2月8日2）勅許得、徳川氏改姓。通称次郎三郎。幼名竹千代。目次 1 概要 2 略歴 o 2.1 幼少期初陣 o 2.2 清洲同盟三河国遠江国平定 o 2.3 武田氏戦 o 2.4 本能寺変 o 2.5 秀吉戦 o 2.6 豊臣家臣時代 o 2.7 秀吉死後 o 2.8 関原戦 o 2.9 征夷大将軍 o 2.10 大御所政治 o 2.11 大坂陣 2.11.1 方広寺鐘銘事件 2.11.2 大坂冬陣 2.11.3 大坂夏陣 o 2.12 最晩年 3 年表 4 祭祀 5 評価 o 5.1 江戸幕府支配関 o 5.2 一族譜代取扱関 o 5.3 家康同時代人 o 5.4 家康宗教 o 5.5 近現代評価 6 一族縁者 7 逸話 8 資料 9 徳川家康登場作品 o 9.1 小説 o 9.2 映画 o 9.3 9.3.1 徳川家康主人公 9.3.2 他 o 9.4 漫画 o 9.5 o 9.6 9.6.1 9.6.2 9.6.3 o 9.7 他 10 注釈 11 脚注 12 参考文献 13 関連項目 14 外部 概要徳川家康、織田信長同盟、豊臣秀吉臣従後、日本全国支配体制確立、15世紀後半起応仁乱100年以上続戦乱時代（戦国時代、安土桃山時代）終止符打。家康礎築江戸幕府中心統治体制、後幕藩体制称、17世紀初19世紀後半至264年間続江戸時代画。家康、戦国時代中期（室町時代末期）天文11年（1543年）、三河国岡崎（現愛知県岡崎市）出生。父岡崎城主松平広忠、母広忠正室於大方。幼名竹千代。当時松平氏、弱小一地方豪族（国人）。広忠、臣従有力守護大名今川氏忠誠示、子竹千代人質差出。、竹千代今川氏送途中、家臣裏切、今川氏対立戦国大名織田氏送、人質。竹千代織田氏元数年過後、織田氏今川氏交渉結果、今川氏送。竹千代、数年間、今川氏元人質忍従日過。間、竹千代、元服名次郎三郎元信改、正室瀬名（築山殿）娶、蔵人佐元康名改。永禄3年（1560年）、桶狭間戦今川義元織田信長討後、元康今川氏混乱乗独立、信長同盟組（清洲同盟）。後、元康家康名改、信長盟友（事実上客将）、三河国遠江国版図広。永禄9年（1567年）、松平氏徳川氏改姓、徳川家康。天正10年（1582年）、本能寺変信長明智光秀討、家康混乱乗、甲斐国信濃国駿河国勢力広。天正12年（1584年）、信長没後勢力伸張豊臣秀吉家康間対立深、小牧長久手戦行。戦、家康戦術的勝利、結局、家康豊臣氏臣従。天正18年（1590年）、小田原役秀吉関東支配北条氏滅後、秀吉家康関東領地替命（関東移封）。家康長年根拠地失、最大領地得、豊臣政権下五大老筆頭。秀吉没後慶長5年（1600年）、家康関原戦勝利、覇権決定。慶長8年（1603年）、家康後陽成天皇征夷大将軍任命、武蔵国江戸（現東京都千代田区）江戸城幕府（江戸幕府、徳川幕府）開、支配正当性確立。慶長10年（1605年）子徳川秀忠征夷大将軍職譲、駿河国駿府（現静岡県静岡市葵区）駿府城隠居後、大御所政治軍事大影響力保持。慶長19年（1614年）慶長20年（1615年）行大坂役（大坂冬陣、大坂夏陣）、終始指揮主導豊臣氏滅、幕府統治体制盤石（元和偃武）。元和2年（1616年）、家康駿府城死去。享年75。亡骸駿府久能山葬（久能山東照宮）、1年後下野国日光（現栃木県日光市）改葬（日光東照宮）。家康東照大権現（）神格化、神君、東照宮、権現様（）呼、信仰対象。略歴 日付、太陰暦和暦。西暦暦法便宜上、暦。幼少期初陣三河国土豪松平氏第8代当主松平広忠嫡男、天文11年（1542年）12月26日寅刻（午前4時頃）、岡崎城 生。母水野忠政娘於大（伝通院）。幼名竹千代（）。2歳、水野忠政没後水野氏当主水野信元（於大兄）尾張国織田氏同盟、敵対今川氏庇護受広忠於大離縁。竹千代幼母生別。6歳、広忠織田氏対抗、駿河国今川氏臣従、竹千代今川氏人質駿府送。、駿府護送途中立寄田原城義母父戸田康光裏切、尾張国織田氏送。広忠今川氏臣従貫、竹千代見捨形、人質尾張国留置。織田信長頃知合。2年後広忠死去。今川義元織田信秀庶長子織田信広（前年天文18年（1549年）、安祥城太原雪斎攻生捕）人質交換竹千代取戻。竹千代駿府（東照宮御実紀少将宮町、武徳編年集成宮崎）移、岡崎城今川氏派遣城代支配。墓参称岡崎城帰参際、本丸今川氏城代置入、二丸入。、鳥居忠吉松平氏御家人今川氏先鋒、事実上捨石事情聞。、忠吉今川氏内密備蓄武具兵糧金銭見、家康感涙。古老御家人、祖父松平清康似感嘆。駿府今川氏下元服、今川義元偏諱賜次郎三郎元信名乗、今川義元姪関口親永娘瀬名（築山殿）娶。名後祖父松平清康偏諱蔵人佐元康改。永禄元年（1558年）織田氏寝返寺部城主鈴木日向守松平重吉攻、初陣。従来、松平広忠嫡男竹千代人質処遇、今川氏松平氏対過酷処遇通説。近年、今川義元好意（義元側思惑）説唱3。、人質政務見習預説、実際、太原雪斎英才教育 受説（事実異論4）。姪築山殿嫁、政略的一面一方、一門迎入厚遇見方。、松平氏家臣上述主君人質走狗酷使印象与、竹千代今川義元家臣（孕石元泰）個人的虐受忍従日、後述今川義元死後築山殿不和殺害、松平氏主観後世伝従来通説。武徳編年集成今川家家臣中岡部家息子（岡部正綱）同年齢家康仲良、家康極好意的協力的。後岡部正綱家康家臣、甲州制圧作戦外交手腕発揮。、駿府人質時代北条氏規駿府人質、頃二人親交説、大日本史料説載。駿国雑誌（19世紀前期駿河国地誌、阿部正信著）、住居隣同士伝。後後北条氏同盟結際氏規交窓口、氏規系統狭山藩小藩明治時代存続。清洲同盟三河国遠江国平定永禄3年（1560年）5月、桶狭間戦今川義元織田信長討際、今川軍本隊別働前線尾張国大高城休息中元康、大高城撤退。今川軍放棄岡崎城入、祖父清康代確立三河国支配権回復志、今川氏独立。藤波畷戦勝利、西三河諸城攻略。永禄5年（1562年）、先今川氏見限織田氏同盟結叔父水野信元仲介、義元後継今川氏真断交信長同盟結（清洲同盟）。翌年、義元偏諱元字返上元康家康名改5。西三河平定頃、三河一向一揆勃発、苦心末鎮圧。岡崎周辺不安要素取払、対今川氏戦略推進。東三河戸田氏西郷氏土豪抱込、軍勢東進鵜殿氏敵対勢力排除。三河国対応遅今川氏間宝飯郡主戦場攻防戦繰広後、永禄9年（1566年）東三河奥三河（三河国北部）平定、三河国統一。年、朝廷従五位下、三河守叙任受、徳川改姓。改姓伴、新田氏支流得川氏系統清和源氏公認。永禄11年（1568年）、甲斐国武田信玄駿河今川領国侵攻開始（駿河侵攻）、家康酒井忠次取次役遠江割譲条件武田同盟結、駿河侵攻呼応。同年末遠江国今川領国侵攻曳馬城攻落。遠江国越年軍退、翌永禄12年駿府逃氏真匿掛川城攻囲。籠城戦末開城勧告呼氏真降、遠江国支配下置。武田氏駿河侵攻対今川同盟国相模後北条氏武田方対抗、遠江割譲条件家康武田同盟摩擦生、家康駿河侵攻離脱。信長良好外交関係持武田家康懐柔図家康武田手切表明、以来東海地方信長家康武田三者関係、武田信長同盟関係家康武田敵対関係推移。永禄11年（1568年）、信長室町幕府13代将軍足利義輝弟足利義昭奉上洛途、家康信長援軍派遣。後年、義昭天下実権信長間対立深信長包囲網形成際、家康副将軍就任要請協力求。家康黙殺、朝倉義景浅井長政連合軍姉川戦参戦、信長助。元亀元年（1570年）、岡崎遠江国曳馬移、浜松改名、浜松城築本城。武田氏戦西上作戦参照今川領分割際、大井川境東駿河国武田領、西遠江国徳川領協定結、武田信玄友好関係築。、永禄11年（1569年）、信玄一方的協定破棄上、信濃国家臣秋山虎繁（信友）遠江国侵攻受。徳川軍北条氏康協力得武田軍退、機信玄家康敵対関係6。元亀3年（1572年）10月、信玄北条氏関係回復背景（甲相同盟）、徳川領遠江国三河国侵攻開始7。対家康盟友織田信長援軍要請、織田軍当時朝倉義景、浅井長政、石山本願寺抗争状態、美濃国岩村城武田軍攻撃援軍送、徳川軍単独武田軍戦。三方原戦役像三方原武田軍敗後描肖像画遠江国侵攻武田軍本隊戦、天竜川渡見附進出。浜松北方固要衝二俣城取避家康、武田軍動向探威力偵察出武田軍遭遇、一言坂敗走（一言坂戦）。遠江方面武田軍本隊同時武田軍別働隊侵攻三河方面防備充分固、戦機徳川軍劣勢確定。12月、二俣城落城（二俣城戦）。中、信長佐久間信盛、平手汎秀率援軍送。間、別働隊合流果、浜松城近武田軍、長期戦嫌信玄浜松城悠然素通、三河国侵攻転進。聞家康、佐久間信盛籠城唱反武田軍追撃。結果、鳥居忠広、成瀬正義、二俣城戦開城恥辱雪中根正照、青木貞治家臣1,000人以上死傷者出、平手汎秀織田軍援将戦死、徳川織田連合軍惨敗。夏目吉信代表身代助命浜松城逃帰家康自身、恐怖馬上脱糞。武田勢浜松城追撃、帰城家康冷静取戻空城計用武田軍以上追撃断念。、家康苦渋満表情写肖像画（像）残、自身戒描伝（三方原戦）。浜名湖北岸越年後、三河国進軍再開武田軍三河国設楽郡野田城2月落、城主菅沼定盈拘束。後、武田軍信玄発病長篠城退、信玄回復待西上作戦継続望、快方向容態作戦断念甲斐国帰還途。信玄帰還途中信濃国死去。武田軍突然撤退、家康信玄死去疑念抱。生死確認家康武田領駿河国岡部放火、三河国長篠城攻。、一連行動武田軍抵抗信玄死確信家康、武田氏与奥三河豪族山家三方衆一角奥平貞能貞昌親子調略、再属。奪回長篠城奥平軍配、武田軍再侵攻備。天正2年（1574年）5月、信玄後継武田勝頼率2万5,000人大軍遠江国高天神城侵攻。対家康単独迎撃、信長援軍要請、援軍到着前高天神城失。天正3年（1575年）5月、勝頼率1万5,000人大軍三河国長篠城攻。対長篠城主奥平貞昌率僅500人将兵善戦。籠城軍耐抜救援間合織田徳川連合軍、設楽原後詰決戦武田軍大勝。戦山県昌景、馬場信春多武将討果武田軍壊滅徳川氏、武田氏優劣逆転（長篠戦）。、奥平貞昌（信長偏諱賜信昌改名）戦功対褒美、家康、名刀大般若長光授賞。、翌年長女亀姫正室。年、家康武田氏奪二俣城奪還。天正7年（1579年）、信長正室築山殿嫡男松平信康対武田氏内通疑惑。家康酒井忠次使者信長談判、信長詰問忠次概認信康切腹通達。家康熟慮末、信長同盟関係維持優先、築山殿殺害、信康切腹。事件諸説、近年、家康信康父子対立真因説出（松平信康#信康自刃事件参照）。天正9年（1581年）3月23日、武田氏奪高天神城奪回。天正10年（1582年）2月、信玄娘婿木曾義昌織田氏寝返機、信長武田氏領国侵攻開始。家康織田軍協力、駿河口武田領向侵攻。対、連年戦争財政難民心離反武田軍組織的抵抗力、木曽口攻込織田軍、間伊那城、松尾城落。徳川軍駿河国侵攻蘆田信蕃（依田信蕃）田中城成瀬正一説得大久保忠世引取、武田勝頼姉婿穴山信君調略離反駿河国占領。、織田四天王1人、滝川一益電撃的武田領雪崩込、信濃、甲斐武田方城次落。対勝頼対抗力、最後小山田信茂裏切、3月11日勝頼、滝川一益捕捉、甲斐東部天目山田野自刃、武田氏滅亡（武田征伐）。家康戦功、信長駿河国与。 武田本拠地甲府戦後処理行信長安土帰路、家康接待受駿河国見物。信長仇敵武田氏滅凱旋旅行。家康接待為莫大私財投街道整備宿館造営。信長接待喜、返礼、本能寺変直前家康外遊。本能寺変天正10年（1582年）5月、駿河拝領礼、降伏穴山信君信長居城安土城訪。6月2日、堺遊覧中京本能寺変起。家康供小姓衆少人数極危険状態、一時狼狽信長後追。本多忠勝説得翻意、服部半蔵進言受、伊賀国険山道越加太越経伊勢国海路三河国辛戻（神君伊賀越）。後、家康明智光秀討軍勢集尾張国進軍、中国地方帰還羽柴秀吉（豊臣秀吉）光秀討知。一方、信長領土旧武田領甲斐国信濃国大量一揆起。、越後国上杉氏、相模国北条氏侵攻気配見、信濃国森長可毛利秀頼領地捨逃亡、甲斐国河尻秀隆、一揆殺（家康影煽動説要出典）。、上野国滝川一益、中部織田領治3月、軍編成済、相次一揆、配下殺逃亡有様。追打、同盟関係築北条氏突如同盟破、北条氏直率6万軍攻、絶望的状況。滝川一益北条氏直戦惨敗、尾張国命逃帰。、甲斐信濃上野領主空白地帯、家康武田氏遺臣岡部正綱依田信蕃、甲斐国辺境武士団武川衆先鋒、自8,000人軍勢率甲斐国攻入（天正壬午乱）。一方、甲斐国信濃国空白地帯見北条氏直、叔父北条氏規北条氏照5万5,000人軍勢率碓氷峠越信濃国侵攻。北条軍上杉軍川中島対峙後和睦、南進軍。徳川軍、北条軍新府城、若神子対陣。徳川軍北条軍全面対決様相呈、依田信蕃調略受真田昌幸徳川軍寝返、執拗戦法前戦意喪失北条軍、板部岡江雪斎使者家康和睦求。和睦条件、上野国北条氏、甲斐国信濃国徳川氏領有、家康次女督姫氏直嫁。、家康北条氏縁戚同盟関係結、同時甲斐信濃駿河遠江三河5国領有大大名上。秀吉戦信長死後天正11年（1583年）、織田家筆頭家老柴田勝家賤岳戦破羽柴秀吉台頭。家康信長次男織田信雄手結、対抗。、徳川織田連合軍天正12年（1584年）3月、尾張小牧羽柴軍対峙。、羽柴軍兵力10万人、徳川織田連合軍5万人。家康兵力的不利、秀吉小牧到着前羽柴軍武将森長可率軍勢酒井忠次命撃破（羽黒戦）。秀吉率羽柴軍本隊犬山城入徳川軍対峙、膠着状態陥。森長可義父池田恒興岡崎城奇襲、三好信吉（羽柴秀次）総大将別動隊率出陣。、家康動察知、逆自別働隊奇襲殲滅、信吉敗走、池田恒興池田元助（恒興嫡男）森長可討取（小牧長久手戦）。機、秀吉家康正攻法打破困難判断、伊勢国織田信雄攻。織田軍単独羽柴軍対抗力、秀吉単独講和。家康小牧長久手戦大義名分信長遺児信雄助、秀吉討、信雄秀吉講和名分失家康撤退余儀。、秀吉講和条件、次男於義丸（後結城秀康）秀吉養子大坂送。天正13年（1585年）入、紀伊国雑賀衆土佐国長宗我部元親、越中国佐成政、前年小牧長久手戦家康味方勢力、秀吉討伐。秀吉対立不利家康、相模国北条氏同盟関係強化、上野国沼田割譲約束。、沼田支配信濃国上田城主真田昌幸応、家康離反越後国上杉氏寝返。対家康、大久保忠世鳥居元忠大将7,000人軍勢派遣真田氏攻、真田軍巧妙戦術前大敗喫、上杉氏援軍、撤兵余儀（第一次上田合戦）。、頃徳川家中、酒井忠次本多忠勝反秀吉強硬派石川数正秀吉支持穏健派対立、分裂危機。結果、数正徳川氏出奔豊臣氏寝返、家康窮地陥。事件徳川軍機密筒抜、軍制武田軍見習改革8。天正14年（1586年）4月23日、秀吉臣従要求拒続家康対、秀吉実妹朝日姫正室差出。当時、家康正室。5月14日、家康朝日姫結婚、臣従。10月18日、秀吉生母大政所人質岡崎城送、秀吉臣従決意。10月20日岡崎出立、10月26日大坂到着、豊臣秀長邸宿泊。夜秀吉本人家康秘会、改臣従求。家康完全秀吉屈、10月27日、大坂城秀吉謁見、諸大名前豊臣氏臣従表明。豊臣家臣時代天正14年（1586年）11月1日、家康京赴、11月5日正三位叙任。11月11日三河国帰還、11月12日大政所秀吉元送返。12月4日、家康本城17年間過浜松城隣国駿河駿府城移。、出奔石川数正浜松城軍事機密知尽、備説。天正15年（1587年）8月、家康再上洛、秀吉推挙、8月8日従二位、権大納言叙任、武蔵大納言呼。際、秀吉羽柴名字称許。後、家康北条氏縁戚関係経緯、北条氏政弟旧友北条氏規上洛秀吉北条氏仲介役務、北条氏直秀吉臣従応、天正18年（1590年）、秀吉北条氏討伐開始。家康豊臣軍一軍参戦（小田原役）。、先立天正17年（1589年）7月翌年五国総検地称大規模検地断行。想定北条氏討伐対準備同時、軍事的勝利収最終的屈服追込対秀吉戦教訓、領内徹底実情把握目指。検地直後関東移封成果生、新領地関東統治生。後、家康秀吉命令、駿河遠江三河甲斐信濃5国、北条氏旧領武蔵伊豆相模上野上総下総（他下野常陸一部）6国移封。150万石250万石（家康240万石結城秀康10万石合計）類見大幅加増、徳川氏縁深三河国失、当時関東北条氏残党不穏動考、家康苦難思。北条氏四公六民当時極低税率採用、上、石高上昇割実収入増加見込状況。家康命令従関東移、江戸城居城。関東統治際家康、有力家臣重要支城配置9、100万石余直轄地大久保長安伊奈忠次長谷川長綱彦坂元正向井正綱成瀬正一日下部定好有能家臣代官抜擢難統治、関東以降現在至大発展遂。、四公六民北条氏定税率、後徳川吉宗享保改革引上継承。家康配有力家臣以下通。国名領地名石高家臣名備考上野国箕輪（後高崎）12万石井伊直政館林10万石榊原康政厩橋3.3万石平岩親吉白井3.3万石本多康重、1.3万石父広孝分。宮崎（小幡）3万石奥平信昌藤岡3万石松平康貞大胡2万石牧野康成吉井2万石菅沼定利総社1.2万石諏訪頼水頼忠説。那波1万石松平家乗沼田2.7万石真田信幸下野国皆川1万石皆川広照下総国結城10.1万石結城秀康矢作4万石鳥居元忠臼井3万石酒井家次関宿2万石松平康元古河3.3万石本多康重山崎1.2万石岡部長盛康綱説。蘆戸（阿知戸）1万石木曾義昌守谷1万石菅沼定政多古1万石保科正光佐倉1万石三浦義次久能宗能説。岩富1万石北条氏勝武蔵国岩付（岩槻）2万石高力清長騎西（寄西）2万石松平康重河越1万石酒井重忠小室1万石伊奈忠次松山1万石松平家広忍1万石松平家忠羽生1万石大久保忠隣2万石。深谷1万石松平康忠東方1万石戸田康長本庄1万石小笠原信嶺阿保1万石菅沼定盈八幡山1万石松平清宗上総国大多喜10万石本多忠勝久留里3万石大須賀忠政佐貫2万石内藤家長鳴戸（成東）2万石石川康通相模国小田原4.5万石大久保忠世甘縄1万石本多正信伊豆国韮山1万石内藤信成文禄元年（1592年）秀吉命朝鮮出兵開始、家康渡海名護屋城在陣許。常山紀談、本多正信殿渡海問家康箱根誰守答残。渡海小田原役先鋒務優遇措置見方。際限軍役苦朝鮮出兵渡海免、家康兵力財力消耗免、自国固10。 、渡海免除家康、一部例外除東国大名名護屋残留。文禄4年（1595年）7月秀次事件起。豊臣政権揺大事件受、秀吉諸大名上洛命、事態鎮静化図。家康秀吉命上洛、以降開発途上居城江戸城伏見城滞在期間長。豊臣政権家康立場高明、家康自身政権中枢身置中央政権政治直接学10。慶長3年（1598年）、秀吉病倒、後継者豊臣秀頼体制磐石、7月五大老五奉行制度定、五大老一人家康任命。8月、秀吉死去。秀吉死後豊臣秀吉死後、家康秀頼成人政事家康託秀吉遺言専横兆見始。秀吉生前文禄4年（1595年）8月禁止大名同士婚儀行、巧味方増始。婚儀内容次通（婚姻娘、全家康養女）。 伊達政宗長女五郎八姫家康六男松平忠輝。 松平康元（家康甥）娘福島正之（福島正則養子）。 蜂須賀至鎮（蜂須賀家政世子）小笠原秀政娘。 水野忠重（家康叔父）娘加藤清正。 保科正直娘黒田長政（黒田孝高嫡男）。 家康、細川忠興島津義弘、増田長盛屋敷頻繁訪問、多数派工作行。政権運営、大老前田利家五奉行石田三成反感買、慶長4年（1599年）1月19日、家康対三中老堀尾吉晴問罪使派遣、吉晴恫喝追返。、利家対立不利悟、2月2日誓書交和解、3月3日利家病死。 直後福島正則加藤清正7将石田三成大阪屋敷殺害目的襲撃事件発生。三成佐竹義宣協力大阪脱出伏見城内逃、家康仲裁三成奉行退陰承諾佐和山城蟄居、退去護衛役家康次男結城秀康。結果家康思惑沿形政敵三成失脚。公平措置行家康風評高結果。9月7日、家康大坂入、三成大坂屋敷宿所。9月9日登城豊臣秀頼対、重陽節句祝意述。大坂居座、政務執続。9月12日三成兄石田正澄大坂屋敷移、9月28日大坂城西丸移、大坂政務執続。家康頃、豊臣政権諸大名切崩工作行。9月9日登城際、前田利長（前田利家嫡男）浅野長政大野治長土方雄久4名家康暗殺計画企、10月2日長政甲斐国府中隠居上、蟄居、治長下総国結城秀康、雄久常陸国水戸佐竹義宣追放。利長対加賀征伐強行、利長生母芳春院（）江戸人質差出出兵取。、機前田氏完全家康支配下組込。家康暗殺計画、家康大坂追出挙兵三成謀略言要出典。家康多数派工作一環諸大名加増行。 対馬国宗義智1万石加増。 遠江国浜松12万石堀尾吉晴越前国府中5万石加増。 美濃国金山7万石森忠政信濃国川中島13万7,000石加増移封。 丹後国宮津細川忠興豊後国杵築6万石加増。 薩摩国大隅島津氏5万石加増。 関原戦関原古戦場詳細関原戦参照慶長5年（1600年）3月、越後国堀秀治、出羽国最上義光、会津上杉景勝軍備増強不穏動知受。上杉氏家臣津川城城代務、家康懇意藤田信吉会津出奔、江戸徳川秀忠元上杉氏叛意訴事件起。対家康伊奈昭綱正使景勝元問罪使派遣。、景勝重臣直江兼続直江状呼挑戦状返書送家康激怒、景勝叛意明確上杉氏討伐宣言。前田玄以長束正家増田長盛三奉行堀尾吉晴中村一氏生駒親正三中老中止訴聞容、征伐強行。際後陽成天皇出馬慰労晒布下賜、豊臣秀頼黄金2万両兵糧米2万石下賜。、朝廷豊臣氏家康上杉氏征伐豊臣氏忠臣家康謀反人景勝討義戦認形。6月16日、家康大坂城京橋口軍勢率上杉氏征伐出征、同日夕刻伏見城入。、6月23日浜松、6月24日島田、6月25日駿府、6月26日三島、6月27日小田原、6月28日藤沢、6月29日鎌倉、7月1日金沢、7月2日江戸、遅進軍行。出兵、家康反感石田三成挙兵待見方。実際、7月三成大谷吉継挙兵、家康占領大阪城西丸奪返、増田長盛、長束正家奉行衆説得、毛利輝元総大将擁立、家康弾劾状諸大名対公布。三成挙兵、家康古参重臣鳥居元忠守伏見城4万人軍勢攻、元忠戦死伏見城落城（伏見城戦）。三成伊勢国、美濃国方面侵攻。家康下野国小山陣、伏見城元忠発使者報告、三成挙兵知。家康、上杉氏征伐従軍諸大名大半集、秀頼公害成君側奸臣三成討、上方反転告。対、福島正則三成反感武断派大名家康味方告、家康東軍結成（小山評定） 。東軍、家康徳川直属軍福島正則軍勢、合10万人編成。、一隊徳川秀忠総大将宇都宮中山道、家康残軍勢率東海道上方向。一方家康江戸城1月留、160通近書状諸大名回送。、三成大坂城秀頼事実上擁立伝（小山評定段階三成単独挙兵伝）、彼三成元駆恐思。正則東軍、清洲城入、西軍勢力下美濃国侵攻、織田秀信守岐阜城落。家康信長嫡孫秀信命助。9月、家康江戸城出陣、美濃国着陣。前哨戦三成家臣島左近宇喜多秀家家臣明石全登奇襲。対東軍中村一栄、有馬豊氏迎撃敗、中村一栄家臣野一色頼母戦死（杭瀬川戦。先立、伊尾川（現揖斐川）家康自身銃撃噂。詳神戸町項参照）。9月15日午前8時、美濃国関原東西両軍決戦繰広。当初三成西軍圧倒的有利、正午頃、懐柔策小早川秀秋軍西軍裏切東軍味方決意、西軍大谷吉継隊襲機形成逆転。大谷軍奮戦、脇坂安治、朽木元綱、赤座直保、小川祐忠寝返西軍総崩。戦終盤、敵中突破退却戦挑島津義弘軍家康本陣目前猛攻非常危険局面、家康率東軍勝利終（関原戦）。家康9月18日、三成居城佐和山城落近江国進出、9月21日戦場逃亡三成捕縛、10月1日六条河原処刑。大坂入家康、西軍与諸大名処刑改易減封処、奪所領自分領地250万石400万石増。秀頼、淀殿対女、子供知咎領地、家康論功行賞各大名家領地含太閤蔵入地（豊臣氏直轄地）西軍大名領失。結果、豊臣氏摂津河内和泉3国65万石一大名身分落、家康実質上天下人君臨。征夷大将軍伏見城模擬大天守小天守二条城唐門京都御所御学問所関原戦後処理終慶長6年（1601年）3月23日、家康大坂城西丸豊臣氏明渡、伏見城入政務執。、征夷大将軍幕府開、徳川氏系図改姓行。将軍清和源氏慣例、家康神龍院梵舜命徳川氏系図源義家通整備。、近年研究（笠谷和比古、煎本増夫）、家康本姓源氏公称前天正16年（1588年）。後陽成天皇聚楽第行幸際提出誓紙家康大納言源家康署名。他天正19年（1591年）、家康相模国寺社出朱印状大納言源朝臣家康記書判、笠谷豊臣政権下家康源氏公称許述。、家康松平姓（勅許得）徳川姓改姓際本姓藤原氏公称。、実際清和源氏出自将軍職就任問題、将