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雇用惯行変化、赁金制度変化 九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）47雇用慣行変化、賃金制度変化許棟翰要旨1970年代?以降導入拡大職能資格制度職能給、当時非流動的労働市場長期雇用慣行背景。 1990年代平成不況時、流動的労働市場短期雇用慣行変、賃金制度成果主義賃金制度変。 日本景気拡大続、企業側正規労働者増賃金競争突入可能性。 結果、非正規労働者減少、長期雇用慣行変可能性。 、経済的豊所得効果景気大傾向、働方多様化、短期雇用慣行進可能性強。 終身雇用制、雇用慣行、労働市場流動性、能力主義賃金制度、成果主義賃金制度終身雇用制年功賃金、日本的雇用慣行?賃金制度世界広知。 、日本企業終身雇用制年功賃金残見方強。 1990年代平成不況期終身雇用制崩壊、年功賃金崩壊言葉登場。 景気崩壊後長期間経済沈滞厳経済環境下、日本終身雇用制年功賃金崩壊。 許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化48学卒後最初入社会社定年勤、終身雇用制。 終身雇用制、長期雇用慣行把握。 日本、他諸外国比転職率低、勤続年数長、残存率高長期雇用慣行強、終身雇用制国評価。 終身雇用制崩壊、日本雇用長期雇用慣行短期雇用慣行変意味。 1990年代平成不況期、多日本企業、生残経営全般改革行。 経営再構築、風当時日本列島巻込。 人事諸制度改革、成果主義一言表現。 能力主義人事制度反対概念登場。 成果主義賃金制度、平成不況経済環境変化、長期短期雇用慣行変、企業取巻環境変化対応導入拡大。 成果主義賃金制度、職務等級制度職務給役割等級制度役割給大別。 戦後、日本回賃金制度変革。 回目賃金制度変革、能力主義呼職能資格制度職能給導入、拡大。 時期的、1970年代?受後。 ?機戦後日本高度経済成長終止符打、低成長経済体制移行。 当時経済環境急変、企業賃金制度変化大原因。 回目賃金制度変革、上述成果主義賃金制度導入。 時期的、1990年代景気崩壊後長期間経済沈滞期。 回目賃金制度変革期同様、経済環境変化企業賃金制度変化大原因挙。 職能資格制度職能給、従業員持能力、具体的成果主義賃金制度職務給役割給分、日本社会経済生産性本部1997年毎年調査?発表日本的人事制度変容関調査分類。 九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）49職務遂行能力賃金処遇水準決。 高能力（職務遂行能力）持従業員、上位業務配属、高賃金支給。 同業務行、高能力持従業員、業務処理貢献度高、高賃金支給。 従業員能力、職能資格等級格付。 資格高能力（職務遂行能力）高、賃金高。 職能資格制度職能給基本的考。 職能資格制度、職務遂行能力保有能力処遇決設計。 職能資格制度、1960年代後半日本企業導入始、1970年代?受後、拡大。 上述、当時経済環境変化企業経営効率化簡素化、能力主義賃金制度回目賃金制度変革導思。 、1990年代平成不況経済環境企業経営効率化、簡素化企業組織改革必要性、成果主義賃金制度回目賃金制度変革似。 日本企業賃金制度変革、経済環境変化対企業経営対応手段導入、拡大。 回目賃金制度変革、経済環境変化他影響及要因。 少子高齢化労働力人口減少、働側意識変化、働方多様化要因。 本稿、企業取巻環境変化診断、雇用慣行変化賃金制度変化分析。 職能資格制度導入拡大時期、労政時報300号記念特別増刊号（1990年12月）、pp.59?60参照。 許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化50環境変化雇用慣行変化導入拡大成果主義賃金制度、好況平成不況経済環境変化影響他、人口減少雇用形態多様化、労働市場流動性、労働価値観変化企業外的環境変化影響強受。 人口減少、労働人口減少xx年月時点日本総人口、億千771万千人。 内65歳以上高齢者人口千640万人総人口20.7占。 日本人人中人65歳以上高齢者。 男女別、男子1,120万人、女子1,520万人。 少子高齢化国際比較65歳以上人口全体20.7占、世界最高水準。 他外国65歳以上高齢者人口比率国際比較、調査時点異、19.5、18.6、16.2、16.0順。 （図表参照）九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）51図表主要国高齢者比率国調査時点高齢者比率65歳以上65?74歳75歳以上日本xx.1520.711.29.5xx.12.3119.5xx.12.3118.6xx.16.28.18.1xx.16.08.47.6xx.13.4xx.13.16.96.1xx.12.46.36.1韓国xx.9.1資料日本総務省統計局統計No. 18、xx年月。 年齢区分別（?14歳、15?64歳、65歳以上）人口比率変化、1950年時点14歳以下幼少年人口35.4、15?64歳人口59.7、65歳以上高齢者人口4.9。 以降、幼少年人口減少、高齢者人口増加続、2000年65歳以上高齢者人口比率17.4、14歳以下幼少年人口比率14.6越。 一方、15?64歳人口比率、1995年緩上昇傾向、以降減少傾向転。 65歳以上高齢者人口増加、14歳以下幼少年人口15?64歳人口減少、続予想、2050年、14歳以下幼少年人口全体8.6下反面、65歳以上高齢者人口比率全体39.6上予想。 図表参照許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化52図表人口区分別人口比率変化注xx年以降推計人口、出生中位（死亡中位）値表。 資料xx年総務省統計局国勢調査報告。 xx年以降、国立社会保障?人口問題研究所日本将来推計人口、xx年12月。 1955年、総人口分以上14歳以下幼少年人口占、戦後第次（1947?1949年生）以降、出生率低下減少傾向変、1965年総人口4分1下。 第次（1971?1974年生）若干上昇、1975年再減少、1997年65歳以上高齢者人口比率15.7低15.3記録、xx年現在13.7下。 14歳以下幼少年人口比率国際比較、調査時点違、日本13.7%一番低。 次14.2、続14.5順、20.7%先進国中一番高（図表参照）。 九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）53図表幼少年人口比率国際比較国調査時点幼少年人口比率（）日本xx.13.7xx.12.3114.2xx.12.3114.5xx.14.5xx.15.7xx.17.6xx.18.2xx.18.6韓国xx.19.1xx.20.7資料総務省統計局統計、No.17xx年月。 団塊世代定年退職xx年問題1945年太平洋戦争終後、1947年1949年年間日本、経験。 第次生世代団塊世代、現在約689万人。 団塊世代、戦後日本高度経済成長支貴重労働力。 団塊世代xx年60歳定年迎。 団塊世代中最多1947年出生者（約300万人）60歳定年迎xx年、時団塊世代持技能技術退職共無、企業内技能伝承支障恐。 xx年問題。 出生率低下人口高齢化、人口減少、団塊世代定年退職、企業内技能継承問題、60歳定年後雇用延長制度拡大要因働。 、現行賃金制度下60歳定年後雇用延長、企業人件費負担重。 企業、60歳許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化54定年後雇用延長人件費負担削減制度的措置必要。 60歳定年後雇用延長期賃金配分、賃金制導入。 賃金制、60歳定年後雇用延長発生追加人件費負担無制度的措置。 労働市場流動性変化賃金体系雇用慣行密接関係。 例、1970年1980年代能力主義賃金制度、職能資格制度、終身雇用制当時長期雇用慣行効率的運用可能評価。 成果主義賃金制度、日本企業雇用慣行長期短期変影響強受考。 日本終身雇用制国世界知。 初入社会社定年勤労働者最高誇、社会的美徳化。 途中会社変、労働者望行動認識。 上述終身雇用制、長期間雇用慣行把握。 日本終身雇用制国、他諸外国比日本長期雇用慣行傾向強言。 長期雇用慣行国（地域）非流動的労働市場、短期雇用慣行国（地域）流動的労働市場。 労働市場流動性判断指標、労働移動率（離職率入職率）平均勤続年数、残存率使。 他諸外国比較、日本長期雇用慣行特徴強、日本労働市場非流動的点、日本終身雇用制国認。 1990年代初景気崩壊後平成不況期、終身雇用制崩壊声高定年後雇用延長賃金制、許棟翰（xx年）参照。 九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）55。 次、1990年代日本雇用慣行変化、労働市場流動性中心調。 国際比較労働市場流動性平成不況期労働市場流動性調。 図表4、日本労働移動率39.1、126.492.6比低水準分。 諸国比、6268.1、58、57.9低水準。 日本低22。 平均勤続年数国際比較、日本全体平均勤続年数11.3年、一番長。 男女別分、男子平均勤続年数日本12.9年一番長、女子日本7.9年、10.3年8.5年短。 （図表参照）図表労働移動率国際比較（単位）国労働移動率入職率離職率日本39.120.218.9126.464.461.892.648.244.462.031.630.468.134.533.658.0?22.011.910.157.929.029.0資料OECD,“Employment Outlook”,1996.許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化56図表平均勤続年数国際比較（単位年）国全体平均男子平均女子平均日本11.312.97.97.47.96.87.98.86.97.88.96.79.710.68.510.711.010.38.79.96.9資料OECD,“Employment Outlook”,1995.図表残存率国際比較区分日本旧西男子40歳前半勤続10?14年間人、年後同一企業勤残存率80.272.585.586.755.4全雇用者占同一企業20年間以上勤人割合19.616.715.818.48.8資料OECD,“Employment Outlook”,1993.図表、残存率国際比較。 全雇用者中同企業20年以上残勤務残存率、日本19.6一番高。 18.416.7高水準。 8.8非常低。 一方、勤続10年14年40歳代前半男子労働者、年後同企業残残存率。 55.4一番低。 86.7一番高、次85.5、日本番目80.2。 九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）57残存率低、日本諸国残存率高。 以上、日本景気崩壊後1990年代国際比較、日本労働市場非流動的判断。 日本労働市場流動的変確認、平成不況進行時点、2000年代入。 非流動的労働市場流動的労働市場次図表、1965年xx年日本入職率離職率推移表。 日本高度経済成長期当1960年代、1970年代初期間。 時期日本入職率?離職率（労働移動率）非常高観察。 高度経済成長期日本、非常流動的労働市場分。 終身雇用制国思高労働移動率。 日本高労働移動率、1973年第次?以降急激低下観察。 景気変動労働移動率間相関関係強。 例、景気好時入職率?離職率高、景気悪時入職率?離職率低。 1970年代?期日本、高度経済成長期、入職率?離職率高。 高度経済成長期好景気、消費増企業生産量増、雇用量増。 企業労働力確保、企業間賃金競争激。 企業間賃金競争激、高賃金狙労働者企業間移動活発、結果労働市場流動的。 実際高度経済成長期日本企業、安定的労働力確保大事、新規学卒者確保労働者社内定着率向上、中途採用確保力入。 当時企業間賃金競争景気変動労働市場変化関論議、許棟翰 （xx）参照。 許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化58、企業人件費毎年大幅上昇結果。 賃金所得上昇消費活性化、好況期持続要因点評価。 1973年第次?以降、日本入職率?離職率急激低下、1980年代後半景気始非流動的労働市場続。 時期、労働者企業間移動急激減、労使関係協調的。 企業側組合側要望受入、労働者雇用安定最優先、新規採用抑制雇用政策広。 時期、終身雇用制年功賃金制度的確立評価。 図表入職率離職率推移（1965年?xx年）資料厚生労働省毎月勤労統計調査各年度。 景気始時期（1980年代末頃）入職率?離職率上昇始、再流動的労働市場変確認（図表参照）。 注目、景気労働市場流動性、景気崩壊九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）59後経済沈滞期続。 好景気賃金所得上昇狙転職活発労働市場流動的、不景気転職機会減労働市場非流動的。 景気崩壊後、長期間経済沈滞期変依然流動的労働市場続？雇用形態多様化1990年代長期間経済沈滞期労働市場特徴一、非正規労働者増加雇用形態多様化挙。 主短期間雇用形態非正規労働者増、労働市場流動的。 雇用形態労働市場流動性間相関関係強。 長期雇用契約経済学的観点日本企業終身雇用制評価。 日本企業経営特性上、短期雇用契約長期雇用契約方強観点、日本企業終身雇用制成立。 、非正規労働者増加入職率?離職率増加、長期雇用契約弱意味。 日本雇用慣行、長期雇用慣行短期雇用慣行変、結果、終身雇用制崩壊声高考。 非正規労働者増加図表、非正規労働者増加傾向表。 景気影響受1990年1994年間横這時期除、毎年増加続。 1985年全労働者内16.4非正規労働者、xx年32.6増加。 特景気崩壊後、急増傾向確認。 許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化60図表非正規労働者割合推移（1985?xx年）資料総務省労働力特別調査（xx年）、労働力調査（xx年）図表xx年総務省労働力調査雇用形態別構成表。 、会社役員除雇用者5,407万人中、正規社員3,374万人（76.4）、非正規社員1,633万人（32.6）。 調査、非正規職、派遣社員、契約、嘱託社員、他分類集計。 非正規職68、占。 次契約、嘱託社員非正規職17占。 非正規職約割、分。 九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）61図表雇用形態別構成区分正規職非正規職小計、派遣社員契約、嘱託社員他人数(万人)3,3741,6331,110106278129比率（）76.432.6(100.0)22.2(68.0)2.1(6.5)5.6(17.0)2.6(7.9)資料総務省労働力調査xx年。 図表10就業形態別現況（単位）区分正規職非正規職小計契約社員嘱託社員出向派遣労働者臨時雇用他全体平均65.434.6(100.0)2.3(6.8)1.4(4.1)1.5(4.4)2.0(5.6)0.8(2.4)23.0(66.7)3.4(10.0)男子80.020.21.91.82.21.00.99.62.6女子44.455.62.90.90.63.40.842.54.6資料厚生労働省就業形態多様化関総合実態調査xx年。 図表10厚生労働省年度行就業形態多様化関総合調査就業形態別現況集計。 xx年現在全労働者35.6非正規職。 1999年調査全労働者非正規職占部分27.9考、年間8.1増加。 調査、非正規職契約社員嘱託社員、出向、派遣労働者、臨時雇用、他分類集計結果出。 、全体23、非正規職全体66.7占。 女性場合、正規職全体44.4過、半分以上55.6非正規職就業形態。 非正規労働者増加、主女性、増加起因分。 許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化62次図表11、35歳未満労働者離職後再就職際雇用形態変化調結果時系列表。 正規職正規職正規職非正規職、非正規職正規職、非正規職非正規職経路調査結果出。 1988年調査、正規職正規職一番多、次非正規職正規職順。 、正規職再就職比率減反面、非正規職再就職比率増。 xx年時点、非正規職非正規職一番多、正規職非正規職増加傾向確認。 図表11就業形態別転職現況推移（1988?xx年）資料総務省労働力調査特別調査（xx年）、労働力調査（xx年）自発的選択、非自発的選択Arne L.Kalleberg andJeremy Reynold (xx)、日本九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）63労働者場合、労働者職務満足度高、報酬対肯定的評価調査。 多場合、自発的選択、勤務形態好比率勤務形態好比率方高分析結果明。 研究結果、正規職非正規職間賃金格差、非正規職自納得。 正規職非正規職間賃金格差部分、非正規職場合、自余暇時間増対補償労働時間調整対補償格差部分説明。 希望雇用形態調査結果表、図表12?12?。 希望雇用形態、非正規職49.8、正規職28.1大上回。 非正規職中、希望比率28.6一番高。 特女性傾向最強（図表12?参照）。 正規職場合、非正規職雇用形態希望比率39.5、正規職希望比率35少上回（図表12?参照）。 場合、正規職希望比率27.5過、希望比率50.1%（図表12?）。 以上調査結果、自発的自希望非正規職働方選択傾向強分。 日本非正規労働、得働得劣悪雇用形態、労働者本人自発的選択雇用形態把握必要。 以上、Arne L.Kalleberg andJeremy Reynold (xx)、pp.413?453参照。 、賃金関数補償賃金仮説説明。 許棟翰 （xx）、平成不況期非正規労働者増加risk premium上昇賃金上昇所得効果説明。 許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化64図表12?希望雇用形態（単位）区分正規職自営業非正規職小計、派遣社員他全体平均28.119.749.828.61.419.8男子29.529.438.716.50.921.3女子26.38.063.443.42.018.0資料総務庁就業構造基本調査xx年。 図表12?希望雇用形態（正規職場合）（単位）区分正規職自営業非正規職小計、派遣社員他全体平均35.023.539.516.90.721.9男子34.828.634.312.60.521.2女子35.39.653.128.41.223.5資料総務庁就業構造基本調査xx年。 図表12?希望雇用形態（場合）（単位）区分正規職自営業非正規職小計、派遣社員他全体平均27.54.365.350.11.613.6男子38.811.245.031.01.712.3女子26.53.767.051.71.613.7資料総務庁就業構造基本調査xx年。 九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）65労働価値観変化日本人労働者会社存在。 終身雇用制時期、1980年代、初入社会社定年退職迎人生大誇。 日本人会社、他諸外国格別存在。 。 例許棟翰 （xx）、企業帰属意識国際比較関研究結果、日本人労働者企業帰属意識、他外国人労働者比高点明。 、増加所得効果（free arbeiter）、学生主婦身分、派遣労働者契約社員働35歳未満若年労働者。 総務省統計局労働力調査、1982年50万人、1992年101万人、xx年202万人、xx年213万人増。 自発的非正規労働増加同様、不安定働方自選択若者多。 一方35歳未満、学生、働、就職訓練受無気力若者増。 （NEET,Not inEducation,Employment,or Training）呼彼無気力若無業者達、働意思無、非労働力人口。 、統計上把握困難。 許棟翰 （xx）、増加背景、目的意識無選択若者多、一方自分他、準備期間選択若者多指摘。 以上、許棟翰 （xx）、pp.114-119参照。 許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化66現象、経済的豊、労働時間対需要余暇時間対需要高所得効果、増加原因一。 転職対価値観変化総務省労働力調査、他会社転職希望男子労働者比率、1972年3.5xx年9.3上昇。 特専門的技術要職種従事労働者転職希望増加目立。 1972年調査、専門技術職従事者転職希望者割合2.9、全労働者転職希望者比率3.5低。 1980年代後半逆転、xx年調査、専門技術職従事者転職希望者11.5記録、全労働者転職希望者9.3上回。 日本社会経済生産性本部働対意識調査、新入社員対“会社長勤務？”同質問対答1971年調査、集計出。 結果、“定年退職勤”答比率1971年211982年28増加後、xx年14下。 “状況会社変”答比率、1971年19xx年48増加。 図表13、内閣府世界主要国青年対象意識調査、転職関考方対調査結果表。 日本青年場合一生1職場働続答人比率10.3（1998年9.6）、転職53.0（1998年45.7）、不満転職方良17.9（1998年20.8%）、積極的転職方良14.2%（1998年22.0）占。 日本青年転職対価値観変、一生1職場働続答他国比非常高数値。 最近若人転職対価値観、保守的傾向強理解。 九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）67図表13青年（18?24歳）転職関考方（1998年xx年）（単位）国一生職場働続転職不満転職方良積極的転職方良分日本9.610.345.753.020.817.922.014.22.04.63.42.520.021.949.356.223.715.03.64.43.02.132.334.447.049.215.911.11.91.50.30.86.96.140.249.750.742.01.91.5韓国11.78.442.043.018.919.026.827.70.61.9資料内閣府世界青年意識調査1998年、xx年。 賃金制度変化経済環境変化、従来“能力持”、“仕事（職務）遂行”、“役割果”重視方向変。 成果主義賃金制度職務給役割給導入拡大。 成果主義賃金制度拡大、既存職能資格制度縮小?廃止企業増。 景気崩壊後、職能給縮小?廃止職能資格制度縮小?廃止、職能資格制度年功的運用非効率性原因一。 人口高齢化企業内労務構成高許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化68年齢化、高資格化、高費用化進、企業人件費負担重点挙。 職能資格制度職能給縮小?廃止動根底、人件費効率的管理側面内在。 図表14職能資格制度（職能給）導入変化資料社会経済生産性本部日本的人事制度変容関調査xx年。 最近職能資格制度（職能給）縮小?廃止動向、社会経済生産性本部日本的人事制度変容関調査。 図表14、1999年時点管理職職能資格制度導入企業比率80.8、xx年57.5下。 非管理職同傾向。 1999年85.2企業非管理職職能資格制度導入、xx年70.1下。 一方、基本給中職能給占比重、管理職65.5、非管理職59.8。 基本給100、職能給基本給決企業割合、管理職28企業、非管理職19.2企業。 九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）69今後成果主義賃金制度拡大、職能資格制度導入比率減少予想。 職能資格制度期待機能、能力主義基長期的人材育成効果47.8一番多、次昇格、昇給意欲貢献促進点42.1（複数選択）。 人材育成効果向上効果職能資格制度期待機能分。 一方、職能給、職能給賃金下、生活安定11.8一番高、次社内序列秩序安定一体感調整、定着促進9.4。 、賃金下点、安定的企業定着率高点期待。 2000年代以降、職務給、役割給導入?拡大社会経済生産性本部調査職務給役割給導入状況。 図表15、1999年21.1企業管理職職務給?役割給導入、xx年61企業約倍近増。 非管理職場合、1999年17.7xx年40.9倍以上増加。 許棟翰雇用慣行変化、賃金制度変化70図表15職務給役割給導入状況資料社会経済生産性本部日本的人事制度変容関調査xx年。 一方、基本給職務給?役割給占比率、管理職場合59.3、非管理職場合49.6。 職務給?役割給基本給決、管理職32.4企業、非管理職17.6企業適用。 職務給役割給昇給、管理職場合評価結果、新昇給額降給額決洗替型40.6一番多。 管理職評価結果賃金額上可能性下可能性。 一方、非管理職評価結果累積昇給、積上型41.3一番多。 非管理職職務給役割給場合、評価結果悪賃金下。 同制度、管理職業績実績賃金下、非管理職賃金下少。 九州国際大学経営経済論集第14巻第?合併号（xx年月）71職務給役割給導入、拡大背景。 一人件費削減導入、一企業経営戦略対応導入。 1990年代景気崩壊後、長期間経済沈滞期、企業倒産危険生