大腿骨頸部骨折発生率_（全国調査1997）课件

骨粗鬆症転倒骨折予防 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 公衆衛生学分野 青柳 潔 寝原因 （） 脆弱性骨折 骨粗鬆症伴骨折 骨粗鬆症：全身性疾患、骨量減少 構造異常骨強度減少、骨 折危険性高状態 好発部位 脊椎椎体、大腿骨頸部 橈骨遠位端、上腕骨近位端 ADL, QOL低下 大腿骨頸部骨折発生率/10000 （全国調査1997） 年齢（歳） （人） 大腿骨頸部骨折推計発生数 （人） （年） 大腿骨頸部骨折発生率 欧米比日本少 /100,000 （Hagino et al. Bone 1999） 転倒頻度 白人比日本人低 英国（） 英国（全国） 英国（東北部） 英国（） 日系人 日本（広島県御調町） 1.02.03.04.0 男性 女性 （Aoyagi et al. J Bone Miner Res 1998） 女性椎体変形（既存骨折）有病率 （肥前大島） (%) 年齢（歳） （Jinbayashi, Aoyagi et al. Osteoporos Int 2002） Jinbayashi H. et al.,Osteoporos.Int.,2002;13:72330.作図 椎体骨折障害日常生活動作 14ADL評価項目、95%CI1(有意)項目 対象：4089歳日本人女性584例（椎体骨折例:86例）。 図、複数椎体骨折例。 椎体骨折無例対odds比 腰曲、軽物持上 床5kg物持上 頭高所物手伸 止階段10段登 重家仕事庭仕事 15kg鞄又3,4歳子供 持上 機能障害 （3項目以上障害） 0.01.01.52.02.53.03.5 （年齢補正） Female Osteoporosis Self-assessment Tool for Asians (FOSTA) 骨折高者質問票 式：（体重年齢）0.2（小数点以下切捨） ：4：高 41：中 1：低 体重50kg、80歳（5080）0.26 体重50kg、60歳（5060）0.22 体重70kg、60歳（7060）0.22 （Koh et al. Osteoporos Int 2001） 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69 70-74 75-79 80-84 85-89 90-94 40-44 95-99 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69 70-74 75-79 80-84 85-89 90-9440-44 Female Osteoporosis Self-assessment Tool for Asians (FOSTA) 体重 (kg) 年齢 (歳) 低 高: 骨量測定 中: 骨量測定考慮 脆弱性骨折既往: 骨量測定 12 骨粗鬆症危険因子骨粗鬆症危険因子 介入出来 年齢、性別、人種、月経状況 介入出来 体重、栄養、運動、飲酒、喫煙 骨折防止骨粗鬆症治療 中村利孝：産業医科大学医学部整形外科 診断：X線像骨密度測定（YAM:70%） 骨折判定 p X線像：椎体骨折変形 p 骨代謝：骨吸収亢進 p 70歳以上 骨粗鬆症 1以上場合場合 骨折大骨折小 積極的骨代謝調節薬使用骨必要栄養素補充 薬剤椎体骨折大腿骨頸部骨折非椎体骨折 製剤 （筋注） 活性型D3製 剤 K2製剤 ：多数：二重盲検比較試験 ：前向研究： 我国使用骨粗鬆症治療薬骨折予防効果 萩野 浩，骨粗鬆症治療，2004:3;3,23-30. （我国骨粗鬆症治療薬認可薬剤抜粋） 転倒 性年齢階級別転倒割合 年齢（歳） （） 青柳、厚生研究大島町転倒調査1999 転倒者転倒回数 （） 青柳、厚生研究大島町転倒調査1999 転倒時間帯 （） 青柳、厚生研究大島町転倒調査1999 転倒場所 （） 青柳、厚生研究大島町転倒調査1999 転倒理由 青柳、厚生研究大島町転倒調査1999 （） 転倒 青柳、厚生研究大島町転倒調査1999 （） 服薬数別転倒割合 青柳、厚生研究大島町転倒調査2001 （） 転倒危険因子1 高年齢 筋力低下、反応時間延長、深部感覚低下、平衡機能低下 過去6月以内複数転倒既往 身体的要因（疾患） 視覚異常：白内障、糖尿病性網膜症、緑内障、眼鏡不適合 筋骨格系疾患：下肢変形性関節症、関節 神経学的疾患：病、脊髄後索障害、発作 小脳疾患、認知障害、病 循環器疾患：不整脈、起立性低血圧、高血圧、心不全、 虚血性心疾患、脳循環不全、脳血管疾患 青柳: 骨粗鬆症診療 2002 転倒危険因子2 薬剤 鎮静剤、睡眠薬、抗薬、抗精神薬、降圧薬、血糖降下剤 強心剤、剤、非性消炎鎮痛薬 環境 段差、風呂階段手、照明不良 滑履物、床片付 青柳: 骨粗鬆症診療 2002 転倒防止 運動（筋力訓練、能力向上訓練） 複数転倒者、注意促 転倒来疾患治療 適切薬剤使用（必要最小限投与） 環境整備 （段差、風呂階段手、 常夜灯使用、滑履物着用、 床片） 青柳: 骨粗鬆症診療 2002 投与転倒抑制 （Bischoff et al. J Bone Miner Res 2003） 骨折減少 日本 老人 骨折、82減少 (Harada et al. Osteoporos Int 2001) 大腿骨頸部骨折発生率 （件/1000人年） 短足大腿骨頸部骨折起 （発生率/1万人年） （Opotowsky et al. J Bon